2022最新版！『東京卍リベンジャーズ』キャラクター/相関図。各世界線での関係性まで一挙に解説！！

2017年13号から週刊少年『マガジン』で連載が始まった『東京卍リベンジャーズ』通称「東リベ」。ヤンキー漫画にタイムリープというSF要素を加えた人気作品であり、2021年4月にはアニメ、7月には実写映画、8月には2.5次元舞台など、短期間でさまざまなメディアで話題になっている大人気作品。”一番熱くて、一番切ないタイムリープサスペンス”

「聖夜決戦篇」が2023年1月よりテレビ東京系列で開始されますが、掲載期間が長くなり話数を重ねるにつれて、登場人物も多くなりタイムリープを繰り返すにつれ人間関係が複雑化しています…

今回はこれまで（2022年最新）に登場した総勢51名の主要登場キャラクターを相関図と合わせて、個別にキャラクターを紹介していきます。今から初めて『東京卍リベンジャーズ』に触れる前に、これからのTV版を見る前に。この機会に是非、一気に復習してみませんか？

『東京卍リベンジャーズ』の登場人物/キャラクター相関図

『東京卍リベンジャーズ』に登場する主要なキャラクター相関図は下記の通り。
登場人物はも非常に多く、尚且つ物語が進行していくにつれキャラクターと血縁関係のある登場人物がふえたり、所属チームが変わったり、タイムリープによって立場が変わったりと非常にカオスなキャラクター相関図になっています。読み直す人も、これから観る人も「？」と一瞬でも思ったタイミングで相関図を見直す事をおススメします。
※キャラクター紹介でも基本的には所属チームは、作中で初登場時のチームになります。
※キャラクター紹介の年齢は現在時点の年齢になります。（現在に生存していない場合には享年）

顔は見たことはあるけど誰だっけ？となった人は、下の各キャラクター紹介も合わせて確認ください。
※相関図はクリックで拡大します！

『東京卍リベンジャーズ』に登場するメインキャラクター

花垣 武道（はながき たけみち）/CV：新祐樹

『東京卍リベンジャーズ』の主人公。通称タケみっち。現在の年齢は26歳。泣き虫のヒーロー。
初登場時（世界改変前）では、ボロアパートに住み、高級車に10円傷を付け、レンタルビデオ屋で年下の店長に毎日頭を下げる最低な日々を送るダメ人間のフリーターだったが、ある日、人生で唯一の彼女であり中学2年時に一時交際していた橘 日向（ヒナ）が「東京卍會」の人間に殺され、また駅のホームから何者かに突き落とされて死を覚悟した事をきっかけにタイムリープ能力に目覚める。

能力に目覚めた武道は、人生を逃げ出すきっかけになった溝中五人衆と共に渋谷三中へのカチコミに向かう12年前の2005年7月4日にタイムリープし、世界改変前同様に渋谷三中のキヨマサこと清水 将貴率いる3年生に半殺しにされ、「東京卍會」の兵隊（奴隷）にされてしまう。
その後、未来で殺されている橘 日向（ヒナ）に会いに行き、生きている彼女に涙し公園で感傷に浸っていると、橘 直人がカツアゲされている場面に偶然出くわし結果的に助ける事に。彼がヒナの弟だと知ると12年後の7月1日にヒナが殺されることを伝え握手するが、その瞬間に現代に戻り一連の出来事がタイムリープであると初めて認識する。これにより直人との握手がタイムリープの発動トリガーになっている事を知り、ここからヒナが殺されない世界を作るための2人のタイムリープを繰り返した戦いが始まる。

物語を通じて精神的に成長していくものの、初登場時から喧嘩の実力は並みで強者相手には全く歯が立たず作中では弱い部類（多分、溝中五人衆を除くと名前のあるキャラクターの中でも最弱クラス）でヒナや仲間の未来のために”折れない心”と”根性”・”気合”を武器に戦うスタイルだったが、そもそも中学2年生時点で大溝中学校のNo.2であり、喧嘩の弱さは世界改変前の未来から戻ってきた事によるブランクと先のトラウマが原因であり、本来の実力は高くボロボロにされながらも格上の大寿に膝をつかせたり、清水や稀咲が圧倒するなどその片鱗をみせ関東卍會との最終決戦時には作中でも指折りの強者である”喧嘩屋”鶴蝶と互角以上の戦いを見せる。良く泣く。

また、10回目のタイムリープ後ではこれまでに無かった”未来視”の能力に目覚め、自分では制御する事は出来ないが身近に起こる出来事を予知する事が可能になった。未来予知を見た出来事が現実になるまでのタイムラグは発動後から徐々に短くなり現時点では数秒後の世界を見る事ができ、次に来る攻撃を事前に察知し見切ることまで可能になった。これにより作中で唯一マイキーの攻撃を避けることが出来るキャラクターに昇格している。

タイムリープを繰り返す事で、はじめは「東京卍會」弐番隊の一隊員だったが、「8・3抗争」や「血のハロウィン」を始めとする抗争で活躍をみせ、佐野万次郎を始めとする「東京卍會」メンバーからも信頼され壱番隊隊長（後に十一代目「黒龍」隊長を兼務）に。また、2章からは「梵」首領雑用係を経て『東卍のトップになりたいです!!!』と話した通り、二代目「東京卍會」総長になるなど目覚ましい活躍を見せ、ヒナを助けるため。また「天竺」交戦後のタイムリープではマイキーを救う為に奔走する。

稀咲 鉄太（きさき てった）/CV：森久保祥太郎

『東京卍リベンジャーズ』の最大の敵であり、2017年の東卍を犯罪組織に変貌させた元凶でタケミチの宿敵。

マイキーを利用し東卍を日本で1番の犯罪組織にし日本一の不良になる事を目論んでおり、慎重な性格と持ち前の明晰な頭脳を駆使し10年をかかる壮大で緻密な計画を、多くの人を利用して犠牲にしながら不屈の精神で成し遂げる。そのため何度タイムリープを繰り返し過去を改変しても、日本一の不良になる目標に向かい計画を修正しマイキーを中心とした犯罪組織が闇社会を牛耳り自身がNo.2に君臨し、にヒナが死亡する事となっていた。

幼少の頃、同じ塾に通っていたヒナが明るく接してくれた事に一方的に好意を持ち、彼女が好きになったタケミチを超えるが出来れば彼女も好きになってくれるという思い込みから、不良の世界に足を踏み入れる。
ただ本来の稀咲は周囲と協調性がない暗い人間であり、頭脳については神童と呼ばれるほど良く人を手練手管で操ったり状況をコントロールする能力には長けるが、腕っぷしは弱く足を銃で撃ちぬかれたタケミチに敗れるなど防御力が特に壊滅的で作中で名前のあるキャラクターにはまず勝てない。

また、好意を抱くヒナと付き合っているタケミチに対して歪んだ対抗心と嫉妬を抱いている一方、現代の自分を形作る根本にもタケミチの存在があり、彼を「オレのヒーロー」と評し、ある種の憧れを抱いている。

自身でも腕っぷしの無さを含め、自分の力の限界を知っており、異常な暴力とカリスマ性を持つマイキーに執着し、自分を「月」に例えお互いがより輝くための必要不可欠な存在と考えている。実際、東卍から追放された際には外聞を無視し「オレはアンタの落した影だ。」と叫んだ程であり、タケミチ曰く「マイキー君への想いは理屈じゃないんだ」と計画の一部でありながら、マイキー自身に対しても執着していた事が伺える。

東卍を追放された以降は、一緒に東卍を抜けた半間と共に「天竺」のイザナに接触し「天竺」を復活させ総参謀に就任。参謀として天竺の幹部である最凶の世代である”S62世代 を指示し東卍幹部を各個撃破し、マイキーの妹は自身で襲撃。東卍を弱らせた上で「関東事変」を起こす。「関東事変」で東卍が敗れそうになると和解と称して総長を佐野 万次郎とした「東京卍會」と「天竺」の合併を持ち掛けるも、タケミチに拒否される。
さらにマイキーとドラケンが「関東事変」参戦すると天竺の敗退が濃厚になり逃走。逃走中、タケミチに捕まり何故ヒナに固執するのか。また自分が何者かをタケミチに話し隙を見てさらに逃走するが…。

橘 日向（たちばな ひなた）/CV：和氣あず未

『東京卍リベンジャーズ』のヒロインであり、花垣 武道の中学時代の恋人であり大溝中学校の同級生。そして橘 直人の姉。通称ヒナ。

世界改変前では2017年7月1日に勃発して東京卍會の抗争に巻き込まれて弟の直人と共に死亡する運命にあり、武道（タケミチ）は彼女が死ぬ世界を変えるためにタイムリープを繰り返す事になる。

タイムリープ開始時点（中学2年生）で1回目のタイムリープ時でタケミチと交際しており、交際の切っ掛けはヒナからの告白。実は二人が出逢う（お互いに認識する）前の小学校時代に塾からの帰宅途中、猫をいじめている中学生を相手に立ち向かった際にタケミチに助けてもらったことから、ずっと一途な恋心を抱いていた。この小学生時代の出来事が稀咲が起こす「東京卍會」やマイキーを中心とした一連の抗争、また場地やエマ、イザナの命を奪った上に鶴蝶を重体に追い込み、羽宮、柴兄弟の運命を狂わせる遠因になった。

エマからエマと万次郎が兄妹と聞かされていることを忘れ、エマと万次郎が浮気していると思い込み尾行するなど天然な一面もあるが、性格は真っ直ぐで気丈。タケミチが落ち込んだ時、ふさぎ込んだ時に彼を奮い立たせる存在であり、ほぼ拉致状態でタケミチを遊びに誘いに来た万次郎にビンタを喰らわす等、色々な場面で好きな人を守る勇気を見せる。意外と嫉妬深い。

どの世界線でも2017年においてもタケミチの事を忘れられず思い続けており、12年前の「8・3抗争」後にタケミチから貰った四葉のクローバーのネックレスを身に着け大事にしており、彼女が死んでしまう世界線では母親から、その事がタケミチに知らされる事になる。9回目のタイムリープまでの8個の世界線では全て「東京卍會」により殺されており、9回目のタイムリープによってその運命から逃れ、その世界線ではタケミチと2017年時点でも交際している。

橘 直人（たちばな なおと）/CV：逢坂良太、平田真菜（少年時代）

花垣武道の元カノである橘日向の弟。
現在では警察官となり情報や戦略面からタケミチのタイムリープを助け、またタケミチがタイムリープをする為のトリガーとして彼と協力する。

世界改変前ではヒナと同じく死亡していたが、1回目のタイムリープ時にカツアゲされているところを偶然タケミチに助けられ、7月1日にヒナと共に自身が死亡すること、7月4日にタケミチが何者かによって殺されることを伝えられ、姉を守れる存在になるために警察になり1回目のタイムリープ後では生還している。

タイムリープの度に、記憶が更新（前の世界線の記憶も所持）され世界線が変動した事を観測する事が可能で、世界線が変わる度に警察官として得た情報を持って姉の死なない世界を目指すも、8回目のタイムリープ後では世界が大きく変わり、タケミチを救う形で銃弾を受け瀕死状態に陥る。その後トリガーとしての最後のタイムリープとして握手をし、2回目の死を経験する。（9回目のタイムリープ直後、過去の直人と握手をしてもタイムリープが発生しなかった）。9回目のタイムリープ後では死んだ要因が消滅し生還を果たし、「君は……僕の誇りです」という言葉と共にタケミチに元気な姿を見せる。

しかし、姉を救うために過去を変えるという目的を果たし終わった為、9回目のタイムリープ後はトリガーとしての役目を終え、タケミチが過去に戻ろうと握手してもタイムリープが起きくなり「天竺」交戦後以降では出番が大きく減っている。

『東京卍リベンジャーズ』に登場する“その他”の主要キャラクター達

『東京卍リベンジャーズ』に登場するキャラクターは非常に多く、1ページで記載すると長くなるので残り46名については次ページ以降で紹介していきます。
「東京卍の○○が知りたい…。」「血のハロウィンのあれ誰だっけ？」の様なヒントがある人は下からリンクで飛んで頂くと、各キャラクターの詳細が確認が頂けます！
※役職が作中で明言されていない場合は「-」の記載になります。
※花垣 武道のみ初登場時ではなく隊長就任時の役職にて記載しています。