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『BLEACH』千年血戦篇:主要122名のキャラクター相関図一覧&人物紹介!!<最新/永久保存版>

BLEACH:千年血戦篇_相関図:キャラクター一覧_TOP BLEACH
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『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 七番隊

狛村 左陣(CV:稲田徹)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 七番隊:狛村 左陣(CV:稲田徹)
出典:RENOTE
巻頭ポエム(第62巻)

己の生に
抗い続ける
己の心に
牙ある限り

護廷十三隊 七番隊長であり人狼。

初登場時は、他人から忌み嫌われることを避けるため人狼である事を伏せ、虚無僧の如く深い笠を被り、手甲を嵌めていたが剣八との戦いで破損して以降は、吹っ切れたのかそのままの姿で活動している。人狼として孤独だった自分を死神として拾ってくれた山本元柳斎への恩義に報いるために護廷十三隊に入隊し、元柳斎の考えに殉ずる意思をもつ護廷十三隊の中でも義侠心が厚い人物であり、武人らしく厳かな風格を持つ堅物でもある。

九番隊隊長の東仙要とは死神になる前に出会い、目が見えないが故に分け隔てなく接してくれた東仙を信頼しており、共に死神を目指した間柄であり東仙が亡き友人の正義を守るために死神になるという志を応援していた。そのため東仙が本当に望んでいる事が友人を死なせた世界への復讐であることも薄々気づきながらも、裏切り帰刃して自分を殺そうとしても尚、彼のことを信じていた。

戦闘面では隊長格であるだけあって卍解を取得し、基本的な能力は高いと思われるが戦績では5戦中2勝3敗でその内明確な勝利は十刃の直属部下である従属官という残念な戦績となっている。

また『千年血戦篇』ではバンビエッタ・バスターバインへの再戦に向け、大爺様のもとへ「人化の術」(実は生前罪を犯し畜生道に堕ちた一族であり人間に戻る術)を会得するために訪れ、自らの心臓と引き換えに「人化の術」を会得。不死身に近い力を得るが最終的には「人化の術」が解けて完全に獣の姿へと変貌し、人語も話せなくなった。

狛村 左陣の斬魄刀
【始解】天譴(てんげん)
【卍解】黒縄天譴明王(こくじょうてんげんみょうおう)


▼斬魄刀の能力
始解による形状の変化は無いが、刀を振るうと近くに出現した巨大な刀が同じ方向に振り下ろされる。その巨大な質量と速度から剣圧による遠距離攻撃も可能ではあるが、作中では直ぐに卍解をしているので、登場回数は2回のみ。卍解の能力を考えると卍解の一部分を召喚していると考えられる。

卍解をすると、斬魄刀自体には変化は無いが狛村の後ろに巨大な鎧武者(狛村曰く明王)が召喚され、狛村自身の動きと連動し、その圧倒的な質量によって標的を叩き切ったり叩き潰す。その巨大さ故に卍解と同時に周囲の環境を破壊し、味方との連携も取り辛いというデメリットもあり、さらには召喚した明王が攻撃を受け傷つくと、そのダメージが本体にフィードバックされるJOJOのスタンド能力の様な能力を持つ。また、卍解時の斬魄刀の損傷は基本的には治る事は無いが、黒縄天譴明王のみ唯一修復が可能な卍解となっている。

「人化の術」を使用後は、卍解した明王の鎧をはぎ取り攻撃のみに特化した黒縄天譴明王・断鎧縄衣(こくじょうてんげんみょうおう・だんがいじょうえ)を使用し、普段の明王よりも動作が俊敏で且つ、剣速は触れた瞬間に爆発する「爆撃」ごと斬撃を叩き込めるほどの威力を持つ。反面、ダメージ耐性はほぼ無くダメージを狛村本体と共有するというデメリットは残っており「人化の術」で不死身化している時はそのデメリットを解消できるが、通常であれば一発で即死する可能性がある諸刃の卍解。

▼斬魄刀の解号
「轟け『天譴』」

射場 鉄左衛門(CV:西凛太朗)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 七番隊:射場 鉄左衛門(CV:西凛太朗)
出典:BiBi

護廷十三隊 七番副隊長。

広島弁でサングラスを掛けた到底”死神”に見えない容貌だが、実際には母親思いで仁義に厚い性格をしている。元十一番隊に所属していただけあって好戦的な一面もあるが、単に好戦的だけなのでは無く、一角に対して任務を後回しにして力を出し惜しんだことを叱責するような理知的で兄貴肌な部分も見せる。

作中では戦闘を行う事はほぼ無く、始解すると鍔がなく広い刀身の中ほどに枝のような刃が付いた形状に変化するも、斬魄刀の名前や解号は不明で戦闘力や能力も不明。斬拳走鬼バランスよく鍛え、使いこなす万能型であり『千年血戦篇』後は隊長に就任している事からも卍解は習得済みな様子。

『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 八番隊

京楽 春水(CV: 大塚明夫 (少年期)佐倉綾音)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 八番隊:京楽 春水(CV: 大塚明夫 (少年期)佐倉綾音)
出典:Pinterest

護廷十三隊 七番隊長。『千年血戦篇』において護廷十三隊 総長に就任している。

上流貴族である京楽家の出身でありながら、隊長の羽織の上に女物の着物を羽織る、女物の長い帯を袴の帯として使う、足袋を履かない。髪に2本の風車の簪を指すなど派手で特徴的な格好をしている。これは兄と義姉の形見だったりするが、性格と相まって自由過ぎる人物。

お酒が好きで、女好き。仕事をほったらかし争い事を嫌い、軽薄な言動と飄々としたマイペースな性格から隊長格として護廷十三隊員として一見 適性を疑われるような人物だが、実の所は元柳斎に「誰よりも思慮深く、真実を見通す力に優れている」と言わせるほどの切れ者。また、面子や流儀に固執しない効率主義者であり、如何なる場面においても最適解を導く事の出来る統率力に非常に優れた人物でもある。

戦闘面においても、まだ成長途中とはいえチャドを斬魄刀を抜く事なく倒し、以降の各編においても敵の幹部格と相対して辛勝する事もあったが全勝する相当な実力者でもある。

真央霊術院出身の初の隊長であり、当時 教鞭をとっていた元柳斎とは肉親の様な間柄であり護廷十三隊において唯一、総隊長を「山じい」呼ばわりしている。また、真央霊術院の同期である十三番隊 隊長である浮竹とも非常に親しい間柄となっている。更には同八番隊の副隊長を務める伊勢 七緒の叔父にあたるなど護廷十三隊の中でも人間関係が豊富で、先の実力もあり隊員からかなりの人望がある。

京楽 春水の斬魄刀
【始解】花天狂骨(かてんきょうこつ)
【卍解】花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)

▼斬魄刀の能力
能力解放前から、太刀の「花天」・脇差の「狂骨」に別れている二刀一対の珍しい斬魄刀。
始解と共に、刀身が左右で長さがう青龍刀の様に変化。直接攻撃系の斬魄刀の様な形状をしているが、能力は子供の遊びを現実にし、霊圧領域内にいる京楽を含め強制的に参加させる能力となっている。開始される”遊び”に対するルールは『花天狂骨』が決定しルールによっては京楽自身もダメージを負い、不利となり得るリスクも生じるピーキーな能力。

卍解すると敵には見えないが花天狂骨が実体化。斬魄刀の変化は無いが京楽の足元に無数の松の木のような模様が出て周囲を自身の霊圧で包み込み、霊圧領域内の人物を男女の心中物語に見立てて4段階の劇の筋書き通りに強制的に相手を殺す。霊圧領域内に敵が入った時点で勝利が確定するチートな能力。花天狂骨が子供の遊びを実現するのに対し、花天狂骨枯松心中は大人の遊びを現実にする。霊圧領域内にいる全ての人物が対象のため仲間であっても巻き込まれる可能性があり、使用場面が限定されるデメリットもある。


▼始解:花天狂骨(かてんきょうこつ)で使用した”遊び”
嶄鬼(たかおに)
ルール:相手より高い位置にいる方が勝ち

効果:勝者の攻撃力が上がる。

影鬼(かげおに)
ルール:相手の影を踏めば勝ち
効果:勝者は相手の影の中に潜んだり、影から攻撃することが可能に。


艶鬼(いろおに
ルール:相手と交互に色を口にし、その色の着いている場所を攻撃できる
効果:指定した色が自分に対してリスク(身に着けている面積が多い)が高い場合攻撃力が上がり、逆にリスクが少ない場合、攻撃力が下がる。


だるまさんがころんだ
ルール:鬼が目隠ししてかけ声と共に振り返り、動いた人を捕まえる
効果:勝者は敗者の霊圧の軌道上を最短距離で移動できるようになる。


影送り
ルール:特になし
効果:相手に自身の影を一瞬でも見せることで、残像を残して瞬間的に移動する。


指斬り
ルール:嘘を付いてはいけない。
効果:一度目の嘘で指が動かなくなり、二度目の嘘で全身の骨が砕かれたように麻痺し、三度目の嘘で臓腑が激痛に見舞われる。


▼卍解:花天狂骨枯松心中の進行段階
一段目・躊躇疵分合(ためらい きず の わかちあい)
相手が京楽に負わせた傷を、その相手にも負わせる。その傷で死ぬことは絶対にない。

二段目・慚傀の褥(ざんき の しとね)
相手に病を患ったかのような黒い斑点が身体中に現れ、ダメージを負わせる。

三段目・断魚淵(だんぎょ の ふち)
相手と自分の霊圧が無くなるまで、水中に浸り続ける。水面のほうがもっと速く逃げていくため、水面には戻れずに、ただ沈んでゆく。

〆の段・糸切鋏血染喉(いときり ばさみ ちぞめ の のどぶえ)
京楽の指から霊圧の塊である糸のようなもの出現し相手の喉を切り裂く。

▼斬魄刀の解号
「花風紊れて花神啼き 天風紊れて天魔嗤う『花天狂骨』」

伊勢 七緒(CV:生天目仁美)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 八番隊:伊勢 七緒(CV:生天目仁美)
出典:Pinterest

護廷十三隊 八番隊副隊長であり、女性死神協会の副会長。京楽 春水の姪にあたる。

不真面目な京楽とは対照的にしっかり者で生真面目。普段は隊長の京楽春水の秘書のように振舞っており、ふらふらして業務を行わない京楽に素気ない態度が目立つが、実際のところ尊敬して人柄を慕っている。京楽の代わりに実務を行っているデスクワークの達人。

副隊長でありながら、自らの斬魄刀を所持しておらず主に内政面に全振りした副官であり、戦闘で前線に立つ事はあまり無い。鬼道については鬼道衆に入ろうと考えていた程の腕前であり、戦闘時には基本的には鬼道を使用している。

神官の家系である伊勢家の出身であり、伊勢家の家長が代々受け継いできた神剣を『千年血戦篇』の二度目の侵攻の際に京楽から渡され、物語の終盤で初めて斬魄刀を使用する。斬魄刀の能力は後述するが刃が無く祭事に使用されていたモノであり、通常の戦闘では能力を発揮し得ない。

伊勢 七緒の斬魄刀
【始解】神剣・八鏡剣(しんけん・はっきょうけん)

▼斬魄刀の能力
長方形の板の中に正方形の鏡が4つはめ込まれているような形をした刃の無い斬魄刀。祭事に使用する為に伊勢家の家長に代々伝わる斬魄刀であり、神と対峙し、神の力をその身に受け、八方へと振り撒く力がある。

リジェ・バロ戦でしか使用されていないが、人を斬る事は出来無いので対人戦では恐らくただの鈍器。

▼斬魄刀の解号
不明

『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 九番隊

六車 拳西(CV:杉田智和)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』仮面の軍勢(ヴァイザード)のキャラクター:六車 拳西(CV:杉田智和)
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仮面の軍勢の一員であり、護廷十三隊 九番隊隊長。姓の読みは”むぐるま”。鳳橋と同じく復職組。

銀髪の短髪に鋭い目つきをした筋骨隆々の男性。冬でもタンクトップで左耳に三つ、左眉に一つピアスをし、みぞおち辺りに『69』の刺青を彫っている。見た目の通り短気で気性が荒く、冗談が通じない性格をしておりキレやすい。

101年前の流魂街の魂魄消失事件を担当し、自隊席官を引き連れ調査に向かうも東仙の裏切りにより白と共に虚化。仮面の軍勢メンバーが現世に逃亡する切っ掛けとなった。ちなみに調査に赴いた際、幼い檜佐木を虚の襲撃から守ったこともあり、彼の憧れの人物でもあり檜佐木のタトゥーも六車に由来する。

戦闘面では風貌の通り、肉弾戦を得意とし仮面の軍勢メンバーの中では『破面篇』でこそ忘れ去られてしまったが『千年血戦篇』では「星十字騎士団」の一員であるマスク・ド・マスキュリンを一時とはいえ圧倒するなど隊長格らしい戦闘力を誇る。

『破面篇』終了後は現世から尸魂界に戻り護廷十三隊に復帰。九番隊隊長に就任しており『千年血戦篇』でも同隊長として登場。その後、死亡からゾンビ化。さらに復活を遂げ『千年血戦篇』後も体調を続けている模様。

六車 拳西の斬魄刀
【始解】断風(たちかぜ)
【卍解】鐵拳断風(てっけんたちかぜ)


▼斬魄刀の能力
始解と斬魄刀がコンバットナイフのような形状に変化。※『破面篇』では常に始解状態
風を纏い操る能力を有し、ナイフを振るい風を糸状にして飛ばし、太刀筋を炸裂させる能力を持つ。

卍解すると風神の羽衣を思わせる装甲が両腕から方にかけて出現し、斬魄刀は両手に持った握り懐剣へと変化する。始解の能力である太刀筋の炸裂が握り懐剣に込められており、刃が触れてる間は炸裂能力が無限に刻まれ続ける。

▼斬魄刀の解号
『吹っ飛ばせ「断風」』

檜佐木 修兵(CV:小西克幸(少年期)小林ゆう)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十番隊:檜佐木 修兵(CV:小西克幸(少年期)小林ゆう)
出典:Amazon
巻頭ポエム(第38巻)

恐れることは ただ一つ
恐れを知らぬ 戦士と為ること

護廷十三隊 九番隊副隊長であり、瀞霊廷通信の編集長。姓の読みは”ひさぎ”

旧九番隊隊長である六車拳西に憧れ左頬に「69」の刺青を彫っており、ノースリーブの死覇装を着ており、過去に大虚に付けられた顔の右側、額から顎にかけて三本筋の傷跡を持つ。見た目に反して真央霊術院の在学中からに護廷十三隊への入隊が内定し席官入り確実といわれた優等生。

阿散井恋次・吉良イヅル・雛森桃は真央霊術院の後輩にあたり、彼らと同時によく登場する事もあり作中での性格は仲間想いでクール。誠実でありどっしりした硬派なイメージではあるが、想いを寄せる乱菊で卑猥な妄想を膨らませて鼻血を噴き出したり、給料日前に給料を使い果たしたり、「黒崎一護に死神の力を取り戻させる協力」を求める朽木ルキアのメールが誰からも転送されなかったりと残念な一面も持つ。

戦闘面では藍染との決戦では転界結柱の守護し、破面フィンドールに勝利するなど副隊長格の中では優秀な方ではあるが、各個撃破出来たのはこの一線のみ。『千年血戦篇』で拳西と修行し卍解を会得したらしいが作中で卍解する事は無く、決戦後には拳西と乱菊と冬獅郎に『卍解するするサギ』と野次られている。とはいえちゃんと卍解を会得しており原作コミックでは使用していないが小説版『Can’t_Fear_Your_Own_World』で卍解を披露している。

檜佐木 修兵の斬魄刀
【始解】風死(かぜしに)
【卍解】風死絞縄(ふしのこうじょう)

▼斬魄刀の能力
直接攻撃系の斬魄刀。始解すると二刀の鎖鎌のような形状に変化。始解時点で攻撃力は非常に高く、鎖を用いた変幻自在な攻撃を得意とするが鎌の形状は気に入っていない。本人曰く「命を刈り奪る 形をしているだろう?」なお、この斬魄刀の本体は鎌部分では無く”鎖”。

卍解すると、刀身自体の変化は無いが鎖部分が大量に絡まり球体状となり、そこから伸びた鎖が敵と本人に連結される。連結された人間は鎖を切る事は出来ず如何なる場合でも逃げる事は出来ないという京楽曰く「縛道系の卍解の極地」。
鎖に繋がれた2名は霊圧を共有し、その霊圧が球体に蓄積され傷を負っても球体から供給される霊圧によって回復する。回復と同時に球体の霊圧も比例して減っていき、最終的に尽きるまで立っていた方が勝利という格上相手でも泥仕合を展開できる
対個人戦においてはチート能力。

▼斬魄刀の解号
「刈れ『風死』」

久南 白(CV:神田朱未)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』主要キャラクター_久南 白(CV:神田朱未)_千年血戦
出典:Pinterest

仮面の軍勢の一員であり、元 護廷十三隊 九番隊副隊長。名前の読みは”くな ましろ”。技術開発局の研究員である久南ニコは実の妹。

白色のライダースーツを着ていて、頭にはゴーグル、首にはスカーフを纏い手袋にブーツを装備した緑色の髪の毛をした女性。ワガママで自己主張が激しい。
子供のような性格で他人に対して、一護には「ベリたん」ひよりには「ひよりん」など名前+“ん”の渾名を付けて呼ぶことが多いが、拳西とは110年前から上官/副官の関係であり、101年前の事件によって現世に来てからも関係性は変わらず、呼び捨てである。

戦闘面においては上官が肉弾戦主体であるのに合わせてか、主に「白キック」と称した蹴りを主体とした斬魄刀を使用しない肉弾戦を得意とし、ワンダーワイスのペットであるフーラーを倒す活躍を見せ、ワンダーワイスを虚化中は圧倒するなど非常に優秀。虚化するとバッタの様な仮面が現れ、また虚化出来る時間が仮面の軍勢の中でも断トツで長く、連続15時間以上の虚化が可能と他の元隊長格よりも強いかもしれない。

『破面篇』以降は九番隊へと復帰。「スーパー副隊長」を名乗っているが副隊長格では無く正確な席次は不明。合わせて瀞霊廷通信の特別編集記者「ウルトララジカルスクープエディター」という役職に就任している。他の仮面の軍勢メンバーとは異なり『千年血戦篇』では登場せず、小説版で真央霊術院に攻め混んできた雑兵と戦っていた事が補完されている。

『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十番隊

日番谷 冬獅郎(CV:朴璐美)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十番隊:日番谷 冬獅郎(CV:朴璐美)
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巻頭ポエム(第16巻)

降り頻る太陽の鬣が
薄氷に残る足跡を消してゆく
欺かれるを恐れるな
世界は既に欺きの上にある

護廷十三隊 十番隊隊長であり史上最年少で隊長に就任した天才児。雛森 桃とは幼馴染。

西流魂街一地区「潤林安」で祖母と暮らしていたが「氷輪丸」の本体を夢で見るようなって以降、霊圧を制御できず自らの霊力で祖母を凍え死にさせる事を乱菊に指摘され、祖母の元を去り、死神を目指すようになり真央霊術院へ進学。入学時点で始解が出来、もちろん常に成績トップをマークし卒業。入隊から隊長までも最短で駆け上がっている。

その外見から「氷のようだ」と言われていたが、実際に冷めているように見えるクールな常識人。身長が低い事を気にしており、「寝る子は育つ」という祖母の言葉を信じ仕事を早く終わらせ自室で昼寝をする事を己に課している。ちなみに隊長の中では”もちろん”最も身長が低く、作中に登場する死神の中でも草鹿 やちるの次に身長が低い。猿柿 ひよ里に「チビ」と言われた際には「オマエの方がチビだろうが!!!」と切れていたが同じ身長だったりする。

戦闘面においては、斬魄刀の能力と天才児と呼ばれる自身の能力もあり非常に高い能力を誇るも、京楽からは「日番谷隊長は天才だから、あと100年もしたら追い抜かれてしまう」。藍染からは「若さ故に勝機と見れば真っ先に飛び込むのが最大の欠点」と評される様に戦績では勝ち越しているものの、苦戦する事が多い。また内政面では、110年前から第三席として高い事務処理能力を当時の隊長である志波 一心から評価されており(というより十番隊に事務能力が高い席官が居ない)こちらの能力も高い模様。

幼馴染である雛森とは姉弟のように育っており、彼女に対して幼馴染以上の深い親愛を抱いている。そのため、雛森を傷付けた者には容赦せず、彼女を護る為ならなりふりを構わず直情的に行動する事が多い。また、2人の育ち故に雛森からは隊長になったあとも「シロちゃん」と呼ばれている。

日番谷 冬獅郎の斬魄刀
【始解】氷輪丸(ひょうりんまる)
【卍解】大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)


▼斬魄刀の能力
氷雪系 最強の斬魄刀。溢れだす霊圧が触れたもの全てを凍らせ、斬魄刀そのものを触れたものを凍らせる。斬魄刀自体は他の斬魄刀より少し長いぐらいだが、日番谷の身長もあり背負って帯刀している。始解時点から周囲に与える影響が非常に大きく、本気を出すと周囲にまで影響を及ぼす始解としては破格の性能を持った斬魄刀。

卍解をすると刀を持った腕から巨大な翼を持つ氷の龍を日番谷自身が纏い、背後に三つの巨大な4枚の花弁を持った花の様な氷の結晶が浮かぶ。卍解自体は始解の純然たる上位互換であり威力、範囲とも向上するが日番谷自身がまだ幼いため、卍解は未完成であり持続時間が短い。

『死神代行消失篇』後に卍解が完全に完成しており、それ以前は後ろの氷の花弁が無くなると卍解が解除されていた(であろう)が、完成後は花弁が全て落ちる事でリミッターが解除され、本来の能力を発揮する。

真の能力が発揮されると、能力使用可能な年齢/体形まで日番谷自身が一時的に成長。これまでの卍解で生じた羽や尾などは全て消えるものの、凍結能力が格段に上昇し刀や自身に触れた存在を瞬時に凍らせる。

凍結されたモノは「全ての物質の機能が停止する」ため、能力を無効化される。この形態においては弱点らしい弱点も無く、攻撃能力やその特殊能力も非常に高く汎用性があり、最強の斬魄刀の一角。強いて言えばリミッター解除までに時間が掛かる事が難点。

▼斬魄刀の解号
「霜天に坐せ『氷輪丸』

松本 乱菊(CV:松谷彼哉)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十番隊:松本 乱菊(CV:松谷彼哉)
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巻頭ポエム(第46巻)

不幸を知ることは
怖ろしくはない
怖ろしいのは
過ぎ去った幸福が
戻らぬと知ること

護廷十三隊 十番隊副隊長であり、三番隊隊長の市丸ギンとは東流魂街六十二地区花枯で出会った幼なじみで同期。

マイペースで気まぐれで我儘。気持ちが大きく快活で、小さなことに拘らない豪胆な性格をしていおり、気さくで面倒見がいい姉御肌。その反面、デスクワークに関してはよくサボるため日番谷から叱られている。飲み友達は京楽春水と檜佐木修兵。
作中トップクラスのプロポーションを誇り男性隊士からの人気は絶大。檜佐木修兵や射場鉄左右衛門からも惚れられている。

戦闘面では日番谷に絶大な信頼を寄せており戦闘での連携にも優れているが、個人戦績では破面・No.14のナキーム・グリンディーナを瞬殺してはいるものの、その後の戦闘では全て敗戦しており並みの副隊長格レベル。なお「BLEACH 13 BLADEs.」に”辛くも卍解を奪われなかった乱菊”と解説されているが、これは作者自らミスだと発表されており卍解は使用できない。

過去に幼い頃の日番谷と出会い、制御できない膨大過ぎる霊力で一緒に暮らす祖母を殺す事になり得ると教え死神という道を勧めた。また、三番隊隊長の市丸 ギンとは単なる幼馴染というだけに留まらず、幼少時に藍染の手によって崩玉の実験のために魂魄を削り取られ、行き倒れていたところをギンに助けられ、その後は同居していた。更には彼女の誕生日はギンが自分と出会った日を誕生日として付けたものであり、造反した後もギンを気に掛けている。またギンの行動原理も乱菊への想いであり本来は相思相愛の中。

小説『BLEACH Can’t Fear Your Own World』で愛染から奪われた魂魄の一部は霊王の爪である事が発覚。その影響で魂魄を削られても死ぬ事も無く、副隊長格まで上り詰める死神の素質も失わずに済んだ模様。110年前には副隊長になっており当時は第三席が日番谷 冬獅郎。その時代からデスクワークは日番谷に押し付けていた様子。

松本 乱菊の斬魄刀
【始解】灰猫(はいねこ)

▼斬魄刀の能力
直接攻撃系の斬魄刀。始解すると刀身が灰と化し、柄を振ることでこの灰を操り降りかかった場所を切断する斬魄刀。
刀身を全て灰に変えるので受け太刀や接近戦には不向きだが、灰そのものを操作出来るので中距離からの攻撃が可能。


直接斬魄刀で攻撃する場合には1度刃に戻す必要があり、同系統の斬魄刀である千本桜と比較すると防御面や直接攻撃の難しさ等でやや下位互換の様な能力となっている。

▼斬魄刀の解号
「唸れ『灰猫』」

『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十一番隊

更木 剣八(CV:立木文彦)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十一番隊:更木 剣八(CV:立木文彦)
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巻頭ポエム(第13巻)

誇りを一つ捨てるたび
我等は獣に一歩近づく
心を一つ殺すたび
我等は獣から一歩遠退く

護廷十三隊 十一番隊長であり、代々最強の死神に与えられる称号”剣八”の十一代目継承者。

流魂街の中で最も治安が悪い北流魂街80地区「更木」出身であり、生まれながらのバーサーカー。相手に自分の位置を知らせる為だけに髪の毛の先端に鈴を付け(『死神代行消失篇』は付けていない)、自らの力を制御する為に霊力を食らう眼帯を付けるなど「あえてハンデを背負うことで戦いを楽しむ」また「均衡した闘いを継続するために常に加減して斬る」という十三隊最強とされる戦闘部隊十一番隊にあっても別格の戦闘狂。

初登場時には斬魄刀は卍解はおろか始解すらしておらず、斬魄刀の名前さえも知らなかった。入隊試験を受けず、前十一番隊隊長を決闘で殺害して即隊長職に就任しているため、隊長就任の条件でもある『斬魄刀の卍解』を満たしていない史上初の隊長でもあった。

斬魄刀の始解も出来ない状況ではあったが、その戦闘能力は初登場時から抜きん出ており手負いの状態、更に眼帯で霊力を抑制された状態でも隊長2名を相手に引けをとらない戦闘を繰り広げる程。また戦闘力だけでは無く生命力/回復力も驚異的で敵に重篤な状態にされても、異例のスピードで戦線に復帰している。

また、『千年血戦篇』にて「均衡した闘いを継続するために常に加減して斬る」という悪癖を初代 剣八である卯ノ花との死闘を経て治し始解を覚え、やちるの助けを持って卍解を習得するという初登場時に名前も知らなかったとは思えないスピードで能力を習得していく。ユーハバッハからは『特記戦力』の一人にカウントされ、生まれ持ったスペックのみで正攻法で相手を正面から打ち倒す姿は正に未知数の『戦闘力』。その一方で霊圧の探査能力は低く、方向音痴である事も手伝って索敵能力は極めて低い。

戦闘狂な面が目立つが、意外と気が効く方で貴族の機微を理解していたり、隊長が出席必須の隊首会にはもれなく参加するなど任務よりも自分の欲求を優先する傾向はあるものの、実務面においては意外にまじめ。部下想いな面もあり戦闘狂である事を除けば作中でも常識人に位置する。

更木 剣八の斬魄刀
【始解】野晒(のざらし)
【卍解】不明


▼斬魄刀の能力
直接攻撃系の斬魄刀。始解するとの丈を超えた巨大な斧の様な形状に刀身が変化(刃こぼれはママ)し、巨大な隕石を一撃で粉砕するほどのサイズ感に見合った高い攻撃力と防御力を誇る。単純に斬魄刀の戦闘力が引きあがる形の始解。

卍解すると、剣八の肌が赤黒く変色し角が生えて鬼の様な姿に変化。その際、剣八は意思疎通ができない状態となるが、自らの身体が霊圧に耐え切れずに損傷を起こすほどに攻撃力が向上する。まさに悪鬼羅刹。バーサーカーという状態になる。単純に使用者にバフ効果がかかる珍しい能力になっている。
卍解状態では意思の疎通が出来ず会話が成り立たないので、卍解名は不明。

▼斬魄刀の解号
「吞め『野晒』」

草鹿 やちる(CV:望月久代)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十一番隊:草鹿 やちる(CV:望月久代)
出典:Pinterest

護廷十三隊 十一番隊副隊長であり女性死神協会の会長。姓の読みは”くさじし”

北流魂街79地区「草鹿」出身であり、捨て子であったが剣八に拾われ行動を共にする。剣八同様に出身地を姓とし、名は剣八が憧れる人物「八千流(やちる)」から名付けられている。北流魂街79地区「草鹿」が常に殺し合いが発生するような場所であった事から、刀や血に恐れが無く幼い頃は血以外の色を見たことがない。

剣八を「剣ちゃん」と慕い、剣八の言うことしか基本聞かない。見た目と同じく幼い言動が目立ち無邪気で人懐っこい性格をしており、一部の人間(涅マユリや朽木白哉など)を除くと他の隊長達からも可愛がられている。また人にあだ名を良く付けるが、つけたあだ名を忘れることも多い。

十三隊隊員中で最小かつ最軽量の体格ではあるが、裏挺隊(隠密機動伝令部)を威圧して黙らせたり、2m以上ある剣八の巨体を担ぎ上げる等、脳筋の十一番隊にあって相応しい能力を持っており、戦闘力も露払いとして先行し多数の死神を一人で倒すほどに強い。また、剣八が隊長に就くと同時に入隊試験を受けずいきなり副隊長の地位に就いている。ちなみに体格の小ささ故に斬魄刀は引きずって持ち運ぶ事が多く、唯一補助輪的なものが付いている。


やちるの正体は剣八の斬魄刀の力の一部が具現化していた存在であり、ジェラルド・ヴァルキリーと交戦する剣八の前に現れて、「あたしをちゃんと使えば斬れない奴はいない」との発言と同時に卍解を伝えた。その後は斬魄刀の中に回帰し剣八のみが認識できる状態となっている。

草鹿 やちるの斬魄刀
【始解】三歩剣獣(さんぽけんじゅう)

▼斬魄刀の能力
始解時点で斬魄刀とは別の何かを召還する特殊な斬魄刀。
始解すると長い毛で覆われた小柄な「前獣」(モコモコ)と、黒い布をまとった骨だけの巨大な「後獣」(ホネホネ)を召喚し刀の前後に現れる。所有者の太刀筋を真似して前獣は鉈のような刀で、後獣は骨で構成された刀で攻撃する事により2段構えの波状攻撃を可能にする。避けようとして間合いを見切ろうとしても前後での刀身のサイズの違いや、距離による間合いのズレにより不可避に近しい攻撃を可能にする。

▼斬魄刀の解号
「でておいで『三歩剣獣』」

斑目 一角(CV:檜山修之)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十一番隊:斑目 一角(CV:檜山修之)
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巻頭ポエム(第23巻)

俺たちは滝の前の魚
俺たちは籠の中の虫
俺たちは波濤の残骸
髑髏の錫杖
力の奔流 それを呑む鯨
俺たちは五本角の雄牛
俺たちは火を吹く怪物
泣き叫ぶ子供
ああ 俺たちは
月光に毒されている

護廷十三隊 十一番隊第三席。斑目 志乃という妹がいる。姓の読みは”まだらめ”

スキンヘッドに朱の隈取りをした戦闘狂であり、十一番隊に相応しい粗野かつ非常に好戦的な性格をしている。綾瀬川 弓親とは死神になる前からの知り合いで、その当時に剣八と闘うも敗北し以降は忠誠を誓っている。

戦闘面においては、斬魄刀だけでは無く鞘をも使用する独自の剣術を使用。十一番隊の隊士だけあって膂力は強くまた、副隊長にも満たない席官でありながら卍解を習得しているが、卍解を取得している事が公になると欠番の他隊の副隊長格以上の席次が与えられ剣八の下で働く事が叶わなくなるという理由から、他の隊員には秘密にしている。

説明だけだと非常に強力な戦力ではあるのだが、先の理由から卍解を使用しないなど、戦績面では敵幹部格に対しては敗戦する事が多い。

斑目 一角の斬魄刀
【始解】鬼灯丸(ほおずきまる)
【卍解】龍紋鬼灯丸(りゅうもんほおずきまる)

▼斬魄刀の能力
直接攻撃系の斬魄刀。解放することで刀と鞘が一体化し、片刃の刃が付いた槍に形状が変化。また解号を加える事で三節棍に変化させる事が可能。完全に近接攻撃へと特化した斬魄刀であり、斬撃の強化及び、トリッキーな攻撃を可能にする以外に始解に伴うバフは無い。

卍解する事で鎖で繋がれた巨大な三つの刃に刀身が変化。純粋な攻撃力特化の卍解であり、通常卍解の霊圧上昇で生じる防御や速度の強化などは発生しない。龍紋鬼灯丸で攻撃したり攻撃を受けたりして衝撃が伝わる度に、刃に刻印された龍が赤く染まっていき染まる毎に剛撃力が増加していく。最終的にすべて染まると最大級の破壊力を発揮する事が可能。初速では攻撃力がそこまで高く無く、攻撃力以外を捨てており非常にピーキーな能力


更には、攻撃力に全振りしているため卍解自体の耐久性は非常に低く脆い。斬魄刀の特性上、始解状態であれば欠損しようと復元するが、卍解状態で刀身に欠損が発生すると元には戻らないため、卍解状態で戦闘すればするほど卍解が弱くなる(刀身が破壊された状態を維持する)『最弱の卍解』の一振りでもある。

▼斬魄刀の解号
「延びろ『鬼灯丸』」(槍 形状時)
「裂けろ『鬼灯丸』」(三節棍 形状時)

綾瀬川 弓親(CV:福山潤)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十一番隊:綾瀬川 弓親(CV:福山潤)
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巻頭ポエム(第37巻)

人を美しいとは思わないけれど
花を美しいとは思う
人の姿が花に似るのは
ただ斬り裂かれて倒れる時だ

護廷十三隊 十一番隊第五席。読みは”あやせがわ ゆみちか”

美しいものを好み、醜いものを嫌い徹底的に排除する典型的なナルシスト。この世で一番好きなものは「美しい自分」だが、井上織姫の美しさに嫉妬するなど他者を認める一面もある。おかっぱ頭が特徴で、右眼には鳥の羽根をモチーフにしたエクステを付けており、志波岩鷲曰く「変態おかっぱナルシスト」。

斑目一角とは死神になる前、流魂街にいた時からの付き合いで共に行動することが多く、第五席に甘んじているのも、『三』の字を最も美しく思っているが、三席は一角のものであるため三に最もよく似た五の席に在位している程に仲が良い。

戦闘面においては、先の席次調整もあり他の隊の同席次の席官よりも圧倒的に強く、副隊長格の中でも強者に入る実力を持っている。また、脳筋軍団の十一番隊においては珍しく鬼道や霊圧関係の技術に長けており『千年血戦篇』ではは五十番台の中級破道を使用するなど、万能戦士。

最終回では一角が副隊長に昇進した為、念願の三席となっている。

綾瀬川 弓親の斬魄刀
【始解】藤孔雀(ふじくじゃく)
【始解】瑠璃色孔雀(るりいろくじゃく)

▼斬魄刀の能力
鬼道系の斬魄刀。直接的な攻撃を美学とする十一番隊に相応しくないとの思いから、斬魄刀が嫌いな”藤色”で始解する事で、能力を中途半端に解放した藤孔雀として活用する事が主。藤孔雀の状態では柄を中心に扇状にショーテール上の4枚の刃を持つ形状に変化するが、鬼道能力を有しない。

回りに他の隊士が居ない場合のみ、本来の名称である”瑠璃色”で始解する事で鬼道系の能力を有する瑠璃色孔雀へ始解。能力解放後は刀身が孔雀の羽の様な色鮮やかな蔓状に分裂し、相手に蔓を絡みつかせて縛り上げ、その霊圧を根こそぎ奪い取る。また奪い取った霊圧が花を咲かせ、その花から霊圧を吸収することが出来る。

▼斬魄刀の解号
「咲け『藤孔雀』」
「裂き狂え『瑠璃色孔雀』」

『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十二番隊

涅 マユリ(CV:中尾隆聖)

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巻頭ポエム(第35巻)

産まれ堕ちれば、
死んだも同然

護廷十三隊 十二番隊隊長であり技術開発局二代目局長。姓の読みは”くろつち”

人格破綻者やに尸魂界害する思想を持った人間を収監する”蛆虫の巣”にあって、特別に狭い部屋に隔離された”要注意人物”出会ったのを当時の技術開発局の局長であった浦原により表舞台に出る事になったマッドサイエンティスト。

倫理観が欠如しており、性格は残忍。好奇心の名の下ではどの様な行為も認められると信じてやまない。趣味は実験で特技は人体実験という狂気の人物。基本は黒い化粧と面妖な仮面を施し、奇抜な髪形をしており耳は無い。自らの身体も改造を行っており、耳に内蔵された鎖鎌やロケットパンチのように飛ばせる腕「蛇腹腕」など”おおよそ”人間とは思えない能力を持っている。作中で最も容姿や服装が変わっている。

他の隊長格と比較すると膂力や剣術などは劣るものの、知力と自身の狂気により、敵対する相手を威圧し、自ら開発した怪しい薬と、改造をした斬魄刀や鬼道。また卑怯な手段により非常に高い戦闘力を誇る。作中でも一護たちと敵対して石田 雨竜に敗戦しているものの、それ以外では負けなしの戦績を誇る。

単純な思考と本能だけで突っ走る更木剣八とは馬が合わず、自分より優秀である浦原 喜助の事はを一方的にライバル視しており剣八とは違う意味で毛嫌いしている。また目新しい技術や能力に目が無く「三天結盾」の能力を見せた織姫や、ザエルアポロに対しては実験材料にしようとしている。


なお”科学者””研究者”である事に誇りを持っており、改良する余地が残されていない”完璧”なものを嫌悪し「他者より優れども完璧であってはならないという矛盾に苦しみながらも快楽を見出すのが科学者である」という独自の信念を持っている。

涅 マユリの斬魄刀
【始解】疋殺地蔵(あしそぎじぞう)
【卍解】金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう)

【改造卍解】金色疋殺地蔵・魔胎伏印症体(こんじきあしそぎじぞう・またいふくいんしょうたい)

▼斬魄刀の能力
始解すると、鍔上部に赤子の様な模様が出現。そこを中心としてうねった三本の刃に刀身の形状が変化。斬った相手に毒を注ぎ込み、相手の四肢の動きを封じる能力を持つ。封じるのは”動く”という行動のみであり、感覚はマヒする事無く痛覚を始めとしたあらゆる感覚が正常な状態のまま。結果として動けない相手に対してあらゆる拷問を行うことができるというマッドサイエンティストに打って付けの能力。

卍解すると刀身が赤子の上半身を持ち、複数の足を持つ巨大なイモムシのような生き物に形状が変化する。周囲百間に致死性の毒を無差別に撒き散らす能力と胸部から刃を生やす機能を持ち合わせ、さらには巨体を形態を利用して相手をそのまま押しつぶすような攻撃も可能にしている。
改造され”魔胎伏印症体”となると「戦闘中にマユリが取り込んだ情報を元にその戦闘において最適な疋殺地蔵を産み出す」というチート級な能力に変貌を遂げる。ペルニダ戦では相手の対象に自分の神経を通して、それを自分の肉体の一部とする能力に対して、神経攻撃を封殺するような全身の神経が体表にある異形な形に変化している。

作中で初めて卍解された斬魄刀であり、卍解後は復元される事の無い斬魄刀の中で自壊や破壊などを繰り返しても
改造により新たに作り替えることで修復している珍しい斬魄刀でもある。

▼斬魄刀の解号
「掻き毟れ『疋殺地蔵』」

涅 ネム(CV:釘宮理恵)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十二番隊:涅 ネム(CV:釘宮理恵)
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巻頭ポエム(第71巻)

吾子(あご)の手かわいや さまよう手
吾をもとめて 流離(さすら)うて
寄らば離れる 手をとって
引きて歩もう 沙汰の果て

護廷十三隊 十二番隊副隊長であり、女性死神協会の副会長代理。便宜上、涅 マユリの娘。

正式名称は「眠 七號」。涅マユリが被造死神計画「眠」によって自ら探求した義骸技術・義魂技術の粋を集めて作った7番目の人造死神。「無から新たな魂を造る被造死神計画は全死神の夢」とマユリは語っているが、「彼女が普通の人間や死神の魂魄と同じように成長していくことそのものがマユリの夢であり、彼を夢の中に誘わせている」と阿近は推測しており、雑に扱っているもののマユリ自身が「私の娘」と公言しており歪ながら愛情を持って接している。


本来であれば”偽魂”として死神扱いされる事は無いが、誕生時にマユリの遺伝子情報を元に血肉が生成されており、更には魂も独特のカスタマイズがされ死神と扱われているイレギュラーな存在。人工的に作られた存在である為、斬魄刀も持ち合わせていない。

体はあくまで義骸であり華奢な見た目に反して片手で瓦礫を持ち上げるなど身体能力が高い。またマユリと行動を共にし、マユリの敵に対し”囮”として活動する事が多い事から敵に体に侵入/捕食される場合に備え、体内に複数種類の薬品が仕込まれている。更には生命力を奪われ干乾びても、身体が現存している状態であればマユリなら元に戻すことが可能である。

戦闘面においては斬魄刀の使用は無いが、肉体のリミッターを意図的に解除する事で人外の力を引き出す事が出来るほか、自身の魂魄を削って弾丸に変えて腕から撃ち出す義魂重輪銃(ぎこんじゅうりんじゅう)を使用し、星十字騎士団の親衛隊の一角であるペルニダをも粉砕して見せる程に強い。

とはいえ先の通り、マユリの”囮役”として戦場では動き回る事が前提でありマユリに対しては寡黙で従順。またマユリの教育の賜物か思考や感性はやたらグロく常識を軽く逸脱したセンスを持つ。『千年血戦篇』で四散してからは、彼女の大脳を持って作成された眠 八號として容姿や性格は変わったがマユリの娘として復活している。

『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十三番隊

浮竹 十四郎(CV:石川英郎)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十三番隊:浮竹 十四郎(CV:石川英郎)
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護廷十三隊 十三番隊隊長。

下級貴族「浮竹家」の出身。生まれついて病弱な体質で3歳の頃に肺病を患い、「ミミハギ様」という東流魂街の土着神を肺に憑かせた事により生き永らえ、その病んだ体を霊圧で支えて生活をしている。「ミミハギ様」とは本当は霊王の右腕であり、それを体の一部としているので死神の中でも実は霊圧量は群を抜いて多い。また自分が病弱であるため治療術についても知見が深く、怪我の治療なども四番隊ほどでは無いがを的確に行える実力を持っている。

性格は極めて温厚で、理知的。義理堅く十三番隊の部下のみならず広く慕われている。その性格や思慮深い人間性から内政面においても非常に優秀で彼が不在の場合に「浮竹ならどうするか?」というセリフも作中で何度か登場する程。因みに死神代行の制度を考案した張本人でもある。

京楽同様に真央霊術院出身の初めての隊長で元柳斎や京楽とは特に家族の様な絆で結ばれている。病弱ではあるものの、元柳斎や京楽/卯ノ花と並び100年来からの古参の隊長でもある。

戦闘面では、破面の十刃であるリリネットを座りながらあしらえる程には強いが直接戦闘する場面が少なく実質的な戦闘力は不明。先の通り、どちらかというと内政面を重視され重用された隊長格なのかも知れない。

浮竹 十四郎の斬魄刀
【始解】双魚理(そうぎょのことわり)
【卍解】不明


▼斬魄刀の能力
世界に二振りしかない二刀一対の始解を持つ斬魄刀だが、能力解放前は花天狂骨と違い一振りの斬魄刀。
解放する事で二刀一対に変化し、刀身が逆十手状に変形。二刀の間に五枚の札がぶら下がった縄で繋がれた状態となる。
片方の刃で受けた技を、もう片方の刃から放出することが出来、更には五枚の札を通す事で技のスピード・軌道などを自分の意に合わせて変化を付けることが可能。

虚閃などの閃光系の技だけでは無く、アニメオリジナル
ではあるが天鎖斬月の「月牙天衝」や流刃若火の炎をも跳ね返す攻守ともに優れた能力になっている。

▼斬魄刀の解号
「波悉く我が盾となれ 雷悉く我が刃となれ『双魚理』」

小椿 仙太郎(CV:遠近孝一)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十三番隊:小椿 仙太郎(CV:遠近孝一)
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護廷十三隊 十三番隊の第三席。
志波
海燕が亡くなって以降、虎徹 清音と共に二人体制で第三席を務める。同じく第三席の虎徹 清音に対して強くライバル視しており、無駄に声がでかい。因みに清音からは「ワキクサアゴヒゲ猿」と呼ばれている。
『千年血戦篇』後の『獄頣鳴鳴篇』ではルキアが隊長に就任した際には十三番隊の副隊長に昇進している。

虎徹 清音(CV:西村ちなみ)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十三番隊:虎徹 清音(CV:西村ちなみ)
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護廷十三隊 十三番隊の第三席であり女性死神協会理事。四番隊副隊長の虎徹勇音の妹。
姉と異なり押しが強く明るい性格で浮竹十四郎に心酔している。いかなる時でも浮竹の傍に同伴し、同じく浮竹を尊敬している同次席の小椿仙太郎とはいつも張り合っている。ライバル視しているが何故か小椿とは誕生日が同じ。


『千年血戦篇』後は姉が隊長を務める四番隊の副隊長に就任するが、元々、希望していた配属先は四番隊だったりする。十三番隊への配属については浮竹の体調を慮った山本総隊長により浮竹の身辺警護に回された事が原因。

可城丸 秀朝(CV:羽多野渉)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十三番隊:可城丸 秀朝(CV:羽多野渉)
出典:世界のジャンプ速報

護廷十三隊 十三番隊の第六席。
「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」の侵攻に対して瀞霊廷で防衛待機する斑目 志乃/行木 竜ノ介に死神と滅却師の対立の歴史を伝え「…どちらか一方に正義があれば、それは防衛か征伐と呼ばれるだろう。だがこれは戦争だ。戦争というのは、どちらも正義だから起こるんだ」という名言を残す。
席官でありながら、ユーグラム・ハッシュヴァルトに両断により瞬殺される。

斑目 志乃(CV:瀬戸麻沙美)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十三番隊:斑目 志乃(CV:瀬戸麻沙美)
出典:「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト

護廷十三隊 十三番隊所属の死神。十一番隊 第三席である斑目 一角の血縁者(妹?)。
『千年血戦篇』では「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」の侵攻に対して瀞霊廷で防衛待機していたが、侵攻されて以降は同隊の車谷 善之助の後任として行木 竜ノ介と一緒に空座町へ派遣されている。温厚な竜ノ介と違い、きつい性格をしている。

小説『Can’t_Fear_Your_Own_World』によれば、始解を習得しており能力を開放すると斬魄刀の様な形に形状が変化する模様。

行木 竜ノ介(CV:山下大輝)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』『BLEACH』尸魂界のキャラクター:護廷十三隊 十三番隊:行木 竜ノ介(CV:山下大輝)
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護廷十三隊 十三番隊所属の死神。六番隊の隊員(後の第三席)行木 理吉の弟。
志乃同様に『千年血戦篇』では「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」の侵攻に対して瀞霊廷で防衛待機していたが、後に車谷 善之助の後任として行木 竜ノ介と一緒に空座町へ派遣されている。性格は頼りない上に弱くビビり。性格が真逆の志乃とはなんだかんだ言って意外と仲良し。

『BLEACH』尸魂界のキャラクター:囚人

藍染 惣右介(CV:速水奨)

『BLEACH(ブリーチ)』キャラクター/相関図一覧_『BLEACH』主要キャラクター_藍染 惣右介(CV:速水奨)_千年血戦
出典:Pinterest
巻頭ポエム(第12巻)

我々が岩壁の花を美しく思うのは
我々が岩壁に足を止めてしまうからだ
怖れ無き その花のように
 空へと踏み出せずにいるからだ

元護廷十三隊 五番隊長にして、瀞霊廷を混乱に陥れた首謀者。後に十刃を率いる統率者となり、崩玉を取込む事で類まれなる戦闘力と、他の追随を許さない知略/策略家。
『千年血戦篇』では真央地下大監獄最下層・第8監獄「無間」にて2万年の投獄刑に処されている囚人。

生来の性格は残虐で野心家。自身が天に立つという(王鍵を作成し霊王を殺す)目的のためには人材の浪費も顧みず自分の部下は捨て駒とて扱っており、自身に心酔していた雛森 桃を始めとする部下を手に掛ける事も躊躇しない。本性を曝した後も、一見、これまでの柔和な言動を保ちながらも教唆や詐術・韜晦が習性のようになっており、言動から真意を掴みづらく、本人も本心を感情的に出さない。

『尸魂界篇』で自身の本性が分かり、「私が天に立つ」と宣言した後は虚圏へ入り崩玉を用いて産み出した破面たちを率いて空座町に侵攻。崩玉と一体化し作中でも屈指の戦闘能力を誇る。
謀略面での暗躍が目立つが知能以外の基礎能力もそもそも高く、崩玉の覚醒を導くために隊長格の2倍の霊圧をいとも簡単に出す事が出来、始解の段階の斬魄刀で他の隊長格の卍解をいなすなど戦闘力を有する。ユーハバッハからも未知数の霊圧という項目において5人の特記戦力に上げられていた。

藍染 惣右介の斬魄刀
【始解】鏡花水月(きょうかすいげつ)
【卍解】不明 
※作中で使用しない

▼斬魄刀の能力
斬魄刀の解放の瞬間を一度でも見た相手の五感を支配し、対象を藍染が見せたいもの誤認させることが出来る「完全催眠」という能力を持つ。始解時点で全斬魄刀のなかで抜きん出た性能を誇る斬魄刀。なお、周囲には完全催眠により「流水系の斬魄刀で、霧と水流の乱反射により敵を撹乱させ同士討ちにさせる」能力と偽り、その偽りの能力によって同士討ちが発生しない様にとの理由で始解し、各隊員に説明する事で催眠の対象下に置いている。

完全催眠から逃れる為には、①能力の発動前から刀に触れているか②視覚を持たないかの2択であり、作中では①は市丸 ギン②は東仙 要が該当し、そもそも始解を見ていない一護も能力下には無い。

▼斬魄刀の解号
「砕けろ『鏡花水月』」

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