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『ジュラシック・パーク/ジュラシック・ワールド』見る順番や新旧作品の繋がり。120%楽しく観る方法とは!?

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1993年にマイケル・クライトンによる同名小説を映画化。全世界で興行収入9億ドルを超える大ヒットを記録した『ジュラシック・パーク』から続く大人気シリーズ!2022年には新作であり第6作目に『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』が公開予定。

第一作目から30年近く経つので昔の記憶があやふやだったりする人も多いハズ!

今から観る人も、そんな忘れてしまった人も、この記事で一発解決。知れば知るほど、楽しくなる。そんな『ジュラシック・パーク/ジュラシック・ワールド』シリーズを120%楽しめる情報をお伝えします!

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『ジュラシック・パーク/ワールド』の見る順番

『ジュラシック・パーク/ワールド』の見る順番については、公開年順(以下の順番)でOK。

1.ジュラシック・パーク(1993)
2.ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997)
3.ジュラシック・パークⅢ(2001)
4.ジュラシック・ワールド(2015)
5.ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018)
6.ジュラシック・ワールド/ドミニオン(2022)

ただ、全部見るのは…という時間がない人は、『ジュラシック・パークⅢ』は飛ばしても問題ないですし、更に言うと

1.ジュラシック・パーク(1993)
2.ジュラシック・ワールド(2015)
3.ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018)

でも、物語に一気に追いつくのであれば、全然問題ありません。

『ジュラシック・パーク』(旧3部作)

出典:UNIVERSAL PICTURES

第1作目『ジュラシック・パーク』(1993)から、第3作目『ジュラシック・パークⅢ』(2001)までの3部作。

化石化した琥珀に埋まった蚊の中から恐竜のDNAが採取され、そのDNAを利用しクローン技術によって恐竜を現代に蘇らせ、それにより恐竜が暴れまわり…。と人間のエゴにより繰り返される事件/事故がリアルなCG技術で描かれます。時代背景は公開年と同じ時間軸なので、20年弱前と若干古く感じる部分もありますが、今見ても十二分に楽しめます。

ティラノサウルスにプテラノドン。ステゴサウルスにトリケラトプスなど、メジャー恐竜が大集合。更には『ジュラシック・パーク』シリーズで有名になった、スピノサウルスにも登場し太古の恐竜を感じる事が出来るのも、この旧3部作。

旧三部作の各作品の立ち位置としては、第1作目『ジュラシック・パーク』と第2作目の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』はシリーズ物として繋がりがありますが、第3作目『ジュラシック・パークⅢ』は番外編作品となっており、新3部作『ジュラシック・ワールド』との繋がりも希薄です。

※というより『ジュラシック・パークⅢ』の終わり方と『ジュラシック・ワールド』は捻くれた考え方をしない限り繋がりません…。

▼旧三部作
1.ジュラシック・パーク(1993)
2.ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997)
3.ジュラシック・パークⅢ(2001)

『ジュラシック・ワールド』(新3部作)

出典:UNIVERSAL PICTURES

2015年に14年間の沈黙を破り再開されたのが、後半の新三部作である『ジュラシック・ワールド』シリーズ。もちろん製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。

1993年の事故により開園前に閉鎖された「ジュラシック・パーク」を、マスラニ社が買収。「ジュラシック・ワールド」と名前を変え開業した事によりシリーズは幕を開けます。舞台は『ジュラシック・パーク』以来22年ぶりとなる、南米コスタリカ沖200kmにあるイスラ・ヌブラル島。もちろん、色々な事故や思惑が重なり敢え無く閉園になるのですが…。

旧3部作『ジュラシック・パーク』シリーズに比べ、従来の太古の恐竜をクローン技術で蘇す。というベースから一段階先に進み、遺伝子操作で新たな恐竜を産み出すというレベルに達しているので、みんなが知っている様な恐竜と、モンスターの様な新種の対立要素があったりと、より大衆向け/アクション要素が強くなっている。

『ジュラシック・ワールド』シリーズは全3作品ともに繋がりがあり、旧3部作を見ていなくても楽しめます。※少なくとも『ジュラシック・パーク』は見る事をお勧めしますが。

新三部作『ジュラシック・ワールド』シリーズですが、最新作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』(2022)に公開予定でしたが、他の映画作品と同様に新型コロナウイルスの流行より延期が発表され2022年6月10日の公開予定!

▼新三部作
1.ジュラシック・ワールド(2015)
2.ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018)
3.ジュラシック・ワールド/ドミニオン(2022)

『ジュラシック・パーク/ワールド』の出来事/年表

1993年から続くシリーズなので、シリーズの中でも観ているものと、見ていないものがあったりするかも知れません。
特に『ジュラシック・パーク』シリーズは、夏休みとかの長期連休で必ずと言っていいほど地上波で放映されているので…。
観た事があるのは、どの作品だったか分からない…そんな人は一度、下の『ジュラシック・パーク/ワールド』の出来事/年表をご確認ください。
3行づつなので、そこまで<ネタバレ>は無いかと思いますが、気になる方はスルーしてもらえれば。

※年表に関しては、クリックで拡大します。文字が小さいのでクリックして下さい!

『ジュラシック・パーク ×ワールド』6作品:登場人物 相関図

『ジュラシック・パーク』『ジュラシック・ワールド』シリーズの主要な登場人は5作品もありますが、意外と少なめ。
しかもパニック映画なので一部のキャラクターを除き、ほとんどは恐竜のエサになってしまいます…。
しかし、シリーズ物なので名前だけが本編に急に出来た時に誰か分からない。旧3部作からの突然の登場だけど“誰??”みたいなことは発生留守可能性大なので、そんな時はこの<相関図>を是非確認して貰えると幸せです!
※相関図はクリックで拡大します!

顔は見たことはあるけど誰だっけ?となった人は、下の各キャラクター/登場人物紹介も合わせて確認ください。

【“ジュラシック・パーク”シリーズ3部作の登場人物や相関関係を知りたい人は…。】
『ジュラシック・パーク』シリーズ3部作の登場人物を徹底解説!【相関図】と合わせて一気に総復習!

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『ジュラシック・ワールド』シリーズ3部作の登場人物を徹底解説!【相関図】と合わせて一気に総復習!

『ジュラシック・パーク』と『ジュラシック・ワールド』の繋がり

では『ジュラシック・パーク』と『ジュラシック・ワールド』ではどんな“繋がり”があるのかを説明していきます。これさえ読めば、いきなり新3部作の『ジュラシック・ワールド』シリーズを観ても大丈夫!?

繋がり①:舞台はイスラ・ヌブラル島(サイトA)

『ジュラシック・パーク』(ロストワールド/ⅢはサイトBこと、イスラ・ソルナ島が舞台)と『ジュラシック・ワールド』の舞台は、南米コスタリカ沖200kmにあるイスラ・ヌブラル島。
ジュラシック・パークの跡地をそのまま、パークに利用しているので当たり前ですが…。
上に、ジュラシック・パークとジュラシック・ワールドの案内図を載せていますが、微妙にパークの位置が南東にズレていたり、『ジュラシック・ワールド』でモササウルスがいた水辺が新たに作られた事が分かります。なお『ジュラシック・ワールド 炎の王国』で登場した火山も、『ジュラシック・パーク』時のパンフレットでも山脈(?)に様に描かれています。

ちなみに、当たり前ですがイスラ・ヌブラル島は実在しませんが、カナリア諸島のラ・パルマ島は同じような形をしていたりします。

繋がり②:ジュラシック・パーク創設者ジョン·ハモンド

出典:UNIVERSAL PICTURES

インジェン社のCEOであり、ジュラシック・パークの創始者であるジョン·ハモンド。
旧3部作『ジュラシック・パーク』シリーズでは、甥に会社を乗っ取られたりと色々あった彼ですが…『ジュラシック・ワールド』シリーズではもう亡くなっています。

しかし、ジュラシック・ワールドの施設内にある「ハモンド・クリエーション・ラボ」の前には、彼の銅像が建てられ『ジュラシック・ワールド 炎の王国』で登場するベンジャミン・ロックウッドとはインジェン社設立当時のパートナーとしてストーリーに登場します。やはりこのシリーズには彼の存在が非常に重要。恐竜を現代に甦らした張本人ですし。


ちなみに、彼は本当は『ジュラシック・パークⅢ』にも『ジュラシック・ワールド』にも再登場予定だったって知っていますか?『ジュラシック・パークⅢ』時はスケジュールの都合で出演できず、『ジュラシック・ワールド』時は演じたリチャード・アッテンボローが亡くなってしまった事により劇中でも亡くなった設定になりました。

繋がり③:ティラノサウルス(T-Rex)が同個体

出典:UNIVERSAL PICTURES

人間以外で唯一の『ジュラシックパーク』(旧3部作)からの生き残り。というか繋がりがあるのが作中でも最強格であるティラノサウルス(T-Rex)。

こちらは公式でも『ジュラシック・ワールド』に登場するティラノサウルスは『ジュラシック・パーク』で登場するティラノサウルスと同個体である事が公表されています。
その証拠と呼べるのが、『ジュラシックワールド』で登場するティラノサウルスの首ついている無数の傷!作中も何度か“意味ありげ”に映し出されます。この首の傷は『ジュラシックパーク』ラストシーンでのヴェロキラプトルとの戦闘でヴェロキラプトルにつけられたもの

『ジュラシック・ワールド』では出番こそ多くは無いモノの、そんなティラノサウルスとヴェロキラプトルの共闘も見られます!!

繋がり④:ヘンリー・ウー博士

出典:AmazonPrimevideo

唯一の『ジュラシック・パーク』と『ジュラシック・ワールド』に登場した人間キャラクター。演じるのは新旧作品共にB・D・ウォン。14年の歳月を経てただのセリフのあるモブキャラクターからキーパーソンに大抜擢!

オハイオ州出身の中国系アメリカ人で恐竜のクローン再生を成功させ、ジュラシック・パークの恐竜を生み出した1人であり立役者として『ジュラシック・パーク』に登場。とはいえ…グラント博士一行が訪れたラボで働く主任研究員として3分弱の出演と印象に残っている人も少ない彼。

しかし『ジュラシック・ワールド』では、そんな彼が再登場。インジェン社の専属科学者としてチーフエンジニアと大きく昇進した彼は、純真無垢そうな青年から若干のマッドサイエンティストに変貌しています。
新三部作『ジュラシック・ワールド』シリーズの事件を起こすのは基本、彼の仕業。

繋がり⑤:イアン・マルコム博士

出典:UNIVERSAL PICTURES+IMDb

『ジュラシック・ワールド 炎の王国』で再登場したのが、『ジュラシック・パーク』『ロストワールド』で起きた事故の当事者でもあり、生き残りがイアン・マルコム博士。

世の中は複雑に生じる事象(混沌)により予測不可能であるという、カオス理論の専門家であり過去の事故の生き残りとして『ジュラシック・ワールド 炎の王国』では連邦議事堂の議会に出席しています。『ジュラシック・ワールド』ではその著書「God Creates Dinosaurs」が映画序盤のモノレールの中などでチラッと映り込んでいます。


色々なレビューで『ジュラシック・ワールド』に登場するサイモン・マスラニ(イルファーン・カーン )に間違えられているが、彼は旧3部作『ジュラシック・パーク』シリーズからの重要人物なので間違えないように注意!

繋がり⑥:ミスター・DNA

出典:UNIVERSAL PICTURES

こちらも『ジュラシック・パーク』からの再登場キャラクター。
と言っても、人でも恐竜でもなく“パーク”“ワールド”で恐竜の再現方法を教えてくれるアニメガイド。

『ジュラシック・ワールド』でもグレイ・ミッチェルがモニターを観ている時に現れます。配色も『ジュラシック・パーク』のママ!数秒しか現れませんので、観る時には瞬き厳禁です!

なお、ミスター・DNAの声については『ジュラシック・パーク』時に担当していた声優グレッグ・バーソンが2008年に亡くなってしまったので、『ジュラシック・ワールド』ではコリン・トレボロウ監督が自ら担当しています。

繋がり⑦:ジープ No29

出典:UNIVERSAL PICTURES

『ジュラシック・パーク』でジョン·ハモンドが乗っていたジープですが、こちらも『ジュラシック・ワールド』で再登場。

『ジュラシック・ワールド』では恐竜からミッチェル兄弟が逃げる際に、確実に無免許なザック・ミッチェルが運転している車として登場。(まあ私有地ですし…)地味ですが、前作とのしっかりした“繋がり”です。
ルームミラーにぶら下がるパス(?)も当時のママ“Jurassic Park 029”と表記されたものがぶら下がっています。22年ぶりの登場ですがキチンと整備されていたようです。

繋がり⑧:旧ジュラシック・パークのビジターセンター跡地

出典:UNIVERSAL PICTURES

『ジュラシック・パーク』のラスト。ビジターセンター内でのティラノサウルスの咆哮とともに落ちていく「When Dinosaurs Ruled the Earth」の垂れ幕。

こちらもまた、恐竜からミッチェル兄弟が逃げる際に辿り着いた廃墟でその姿を確認する事が出来ます。垂れ幕は見ずらいですが地面に落ちたまま土が被った状態になっており22年の経過を感じる事が出来ます。

その垂れ幕を、同じく『ジュラシック・パーク』のラストで破壊された郷愁の骨格標本の一部に巻き付け、ザックが松明として使用しています。こちらも、分かりずらいですが、今から観る人も見直す人も良く見てみると面白いかも。

旧3部作『ジュラシック・パーク』との繋がりは、随所に散りばめられていますが…
登場人物やキャラクターについては続投は、ほとんどありません。そのため気にする必要は余りありませんが、知っていた方が更に楽しく視聴できる事、間違いナシです‼‼

最新作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』について

出典:Screen Culture

コロナ禍の影響で公開が1年延長された『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』。『ジュラシック・ワールド 炎の王国』で脚本を務めたコリン・トレヴォロウがメガホンを取る新3部作の最終章であり、『ジュラシック・パーク』から30年近く続くシリーズの最終章でもある今作、現時点では情報がほとんど公開されていませんが…。

『ジュラシック・ワールド 炎の王国』のラストシーンでイスラ・ヌブラル島から連れて来られた恐竜たちが野生に解き放たれた後が語られるのは確実。現代社会に恐竜が現れたら?そんな小さい頃に思い描いた妄想が映画化されます。

現れると思っていない街中での恐竜との遭遇。逃げ惑う一般人。今まで以上のパニックを味わえること間違いナシです。続報が出次第こちらの記事も更新していきますのが、『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』期待して待ちましょう!!

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