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『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ:<相関図付き>主要キャラクター/登場人物46名を一挙に総復習!

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ<相関図付き>主要キャラクター登場人物46名を一挙に総復習! ファンタジー
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今なおファンタジー映画の金字塔として”好きな映画”にも良く数えられる『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ。観た事が無い人もきっとタイトルは聞いた事がある様な作品ですが、この3部作、全3作品を観ると通常版でも558分。更には新編集、追加特殊効果、音楽を加えたエクステンデッド版だと683分と11時間を超えるスケールと見直すのも結構大変…。

スケールの大きい作品だけあって、家族関係も複雑ですし名前も似ていたり…と作品の途中でも”?”となるキャラクターと出会わす事も多いハズ!そんな人にも、久しぶりに見る人も。そして、これから観る人の予習に。相関図や主要キャラクター/登場人物一覧を含め是非ご活用下さい!

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『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ:キャラクター 相関図

ロード・オブ・ザリング_相関図+登場人物・キャラクター関係図

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズにおける本編3作品の主要なキャラクター/登場人物の相関図は上記の通り。殺し/殺されの様な関係を除いたのですが…結構なカオスマップに。

特に他の作品と異なり『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズは過去から現在までの系譜や種族間での繋がりがあるので、見た目も名前も似た人物が多い!一度は相関図を確認してみては?

顔は見たことはあるけど誰だっけ?となった人は、下の各キャラクター/登場人物紹介も合わせて確認ください。

※相関図はクリックで拡大します!

『ロード・オブ・ザ・リング』のキーアイテム”指輪”について

ロード・オブ・ザリング_相関図+登場人物・キャラクター関係図_『ロード・オブ・ザ・リング』のキーアイテム指輪について
出典:IMDb

フロドとその運命、そして『指輪物語』という作品そのものの象徴となるアイテムである”指輪”。
かつて冥王サウロンがその全魔力を注いで作成した指輪でありサウロンの力の源である。
見た目は何の変哲もないプレーンな金の指輪だが、どんな衝撃を受けても傷一つつかない完全無欠の美しさと、邪悪で絶大な魔力を秘めており持っているだけでも、激しい心身の消耗をもたらし、更には周囲の人間にまで堕落を及ぼすという呪われたアイテム。

指輪を葬るには冥王サウロン達、闇の勢力の本拠地であるモルドールにあるオロドルインの火口に投入れるしかないという破壊方法さえも曰く付きのアイテムであり、それ故に『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの旅が始まる。

『ロード・オブ・ザ・リング』ホビット族の主要キャラクター

「小さい人」と呼ばれる種族である”ホビット族”。足の裏が丈夫で裸足で生活し、日に6度の食事を食べる。スミアルと呼ばれるトンネル/竪穴式の住居に住んでおり自然と平和を好む種族である。
『ロード・オブ・ザ・リング』では主役キャラクターがホビット族である事もあり、いざとなると思わぬ勇気と機転。そして持久力を見せる。

フロド・バギンズ(イライジャ・ウッド)

ロード・オブ・ザリング_相関図+登場人物・キャラクター関係図_フロド・バギンズ(イライジャ・ウッド)
出典:IMDb

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの主人公であり、指輪の5代目の所有者。
幼くして両親を事故で失い親戚であるビルボ・バギンズとして育つ。ホビット庄の中では由緒正しい家柄である”バギンズ家”の人間であり、イメージには無いがホビットとしては高貴な存在。


叔父のビルボかホビット庄を去り魔法の指輪を受け継ぐが、それは冥王サウロンによって作られた世界を滅ぼす魔力を秘めた”指輪”であることが判明し、指輪を葬り去るために冥王サウロンの本拠地であるモルドールの火口へと投げ込む旅に出ることになる。

指輪のせいで物語が進むにつれ、情緒不安定になり心も体もボロボロになっていく悲しい主人公。

フロド「おまえはもう力にはなれない」(You can’t help me anymore.
サム「どういう意味ですか?」(You don’t mean that.
フロド「故郷に戻れ」(Go home.

と、付き従ってくれたサムに対しても暴言を吐くまでに…。

フロド「おまえと一緒にいられてよかったよ、サムワイズ・ギャムジー。すべてが終わったこの時に」I’m glad to be with you, Samwise Gamgee, here at the end of all things.)

とは言え、最終的には指輪が破壊され全てがクリアになった時には感謝を述べている。

因みに原作では50歳の設定だが、映画版においては叔父ビルボが去った後に間髪入れずに旅立つので33歳という設定になっている。(原作版は17年間の待機時間がある)

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの登場人物との相関
<家族関係>
ビルボ・バギンズ(養父)、メリアドク・ブランディバック(親戚)、ペレグリン・トゥック(親戚)
<旅の一行>
サムワイズ・ギャムジー、メリアドク・ブランディバック、ペレグリン・トゥック、ガンダルフ、ボロミア、アラゴルン、ギムリ、レゴラス

登場作品
『ロード・オブ・ザ・リング』(2002)、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2003)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2004)

サムワイズ・ギャムジー(ショーン・アスティン)

ロード・オブ・ザリング_相関図+登場人物・キャラクター関係図_サムワイズ・ギャムジー(ショーン・アスティン)
出典:中つ国wiki

サムワイズ・ギャムジーこと通称”サム”はバギンズ家に仕えるホビット族の庭師。
堅実で素朴であり庭だったが…ガンダルフとフロドの指輪に関する話しを盗み聞きしたことから、フロドの従者となる。
指輪のせいで情緒不安定になっていくフロドを献身的に支え、常に寄り添い献身的に支え、時に窮地から救う。

「あなたの重荷は担えませんが、あなたを背負うことならできます」( I can’t carry it for you… but I can carry you!)

と言うセリフが表す通り、素晴らしい人格者であり『ロード・オブ・ザ・リング』の物語において目的を達成するのに最も貢献したキャラクターの1人。

また、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』でロージー・コトンと結婚し、13人の子宝に恵まれるなど辛い旅路が報われる結果となった数少ないキャラクターでもある。

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの登場人物との相関
<家族関係>
ロージー・コトン(妻)
<旅の一行>
フロド・バギンズ、メリアドク・ブランディバック、ペレグリン・トゥック、ガンダルフ、ボロミア、アラゴルン、ギムリ、レゴラス

登場作品
『ロード・オブ・ザ・リング』(2002)、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2003)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2004)

ペレグリン・トゥック(ビリー・ボイド)

ロード・オブ・ザリング_相関図+登場人物・キャラクター関係図_ペレグリン・トゥック(ビリー・ボイド)
出典:中つ国wiki

主人公フロドの母方の親戚であり親友のメリーとは従兄弟。愛称は”ピピン”
メリーと畑で野菜泥棒をしていた時、ホビット庄を旅立ってブリー村に向かっていたフロドとサムに偶然出会い、そのまま流れでフロドの指輪を葬り去る旅の仲間となる。
いたずら好きな性格で、トラブルメイカーであり幾度も一行を危険にさらす事もあったが

メリー「僕は死ぬのかな?」(Are you going to leave me?)
ピピン「死なないさ。僕が面倒を見る」(No, Merry. I’m going to look after you.)

の様に頼もしい姿も見せる。

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの登場人物との相関
<家族関係>
メリアドク・ブランディバック(親戚)、フロド・バギンズ(親戚)
<旅の一行>
フロド・バギンズ、メリアドク・ブランディバック、サムワイズ・ギャムジー、ガンダルフ、ボロミア、アラゴルン、ギムリ、レゴラス

登場作品
『ロード・オブ・ザ・リング』(2002)、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2003)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2004)

メリアドク・ブランディバック(ドミニク・モナハン)

ロード・オブ・ザリング_相関図+登場人物・キャラクター関係図_メリアドク・ブランディバック(ドミニク・モナハン)
出典:IMDb

ピピンと同じく主人公フロドの親戚。愛称は”メリー”。
ピピンと一緒に悪戯をするのが好きで、2人そろっては度々トラブルも引き起こす。一方でエントを説得しアイゼンガルドを襲撃したり、決戦への参戦を体の小ささから断られても、エオウィン姫と共に密かに参戦するなど活躍を見せる。

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの登場人物との相関
<家族関係>
ペレグリン・トゥック(親戚)、フロド・バギンズ(親戚)
<旅の一行>
フロド・バギンズ、ペレグリン・トゥック、サムワイズ・ギャムジー、ガンダルフ、ボロミア、アラゴルン、ギムリ、レゴラス

登場作品
『ロード・オブ・ザ・リング』(2002)、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2003)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2004)

マゴット(キャメロン・ローディス)

ロード・オブ・ザリング_相関図+登場人物・キャラクター関係図_マゴット(キャメロン・ローディス)
出典:Fandom

ブランディワイン川沿いの土地を持つホビットの百姓。
黒の乗手(ナズグール)にバギンズのことを教えてしまっ
たホビットであり、畑泥棒をしたメリーとピピンを追いかける声の主がマゴットとされる。一応、名前のあるキャラクター。

登場作品
『ロード・オブ・ザ・リング』(2002)

ロージー・コトン(サラ・マクレオド)

ロード・オブ・ザリング_相関図+登場人物・キャラクター関係図_ロージー・コトン(サラ・マクレオド)
出典:IMDb

ホビット村の東にある『水の辺村』の居酒屋で働くホビットの女性。
サムが想いを寄せている相手であり、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』ではサムと結婚し13人の子宝に恵まれる。

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの登場人物との相関
<家族関係>
サムワイズ・ギャムジー(夫)

登場作品
『ロード・オブ・ザ・リング』(2002)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2004)

ビルボ・バギンズ(イアン・ホルム)

ロード・オブ・ザリング_相関図+登場人物・キャラクター関係図_ビルボ・バギンズ(イアン・ホルム)
出典:ゼータ イメージ

フロドの養父で指輪の先代の持ち主。
111歳の誕生日に指輪を持って旅に出ようとするところをガンダルフに止められ、決死の思いで指輪を置いて旅に出た事を切っ掛けに『ロード・オブ・ザ・リング』の物語が始まる。
王の帰還では指輪を失って年老いたビルボが登場し、フロドと再会して喜びを分かち合う。

『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚である『ホビット』の主人公でもあり、を通してゴラムから指輪を奪い70年以上も指輪を所有していたタフな精神力の持主。

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの登場人物との相関
<家族関係>
フロド・バギンズ(養子)、メリアドク・ブランディバック(親戚)、ペレグリン・トゥック(親戚)

登場作品
『ロード・オブ・ザ・リング』(2002)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2004)

『ロード・オブ・ザ・リング』ドワーフ族の主要キャラクター

がっちりした体格に強い筋力を誇るのが”ドワーフ族”。人間よりは小柄だがホビット族と比較すると少し背が高い。見た目では多くのドワーフ族が長い髭を蓄えており、性格は頑固。石と宝石を好み、それらを加工する技術に優れている。

ギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)

ロード・オブ・ザリング_相関図+登場人物・キャラクター関係図_ギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)
出典:中つ国wiki

ドワーフ族の代表として、フロドの指輪を葬り去る旅の仲間となる。
ドワーフ族の戦士として屈強な体とその力を使い、斧で敵をなぎ倒す。また見た目に反してドワーフだけあって優れた職人でもある。
エルフのレゴラスとは種族同士の対立から当初は仲が以下のセリフからも分かる通り非常に悪く対抗心がバチバチだったが

ギムリ「レゴラス!もう2匹倒したぞ!」(Legolas! Two already!)
レゴラス「こっちは17匹だ!」(I’m on seventeen!)
ギムリ「なんだと?とがった耳の野郎に負けるわけにはいかん!」(Huh? I’ll have no pointy-ear outscoring me!)

旅の中で戦友となり、その関係は後々まで続く。

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの登場人物との相関
<家族関係>
グローイン(父)※『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでは未登場
<旅の一行>
フロド・バギンズ、サムワイズ・ギャムジー、メリアドク・ブランディバック、ペレグリン・トゥック、ガンダルフ、ボロミア、アラゴルン、レゴラス

登場作品
『ロード・オブ・ザ・リング』(2002)、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2003)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2004)

『ロード・オブ・ザ・リング』に登場するエルフ/魔術師/レントたち

ファンタジー世界の住人であるエルフや魔術師、レント族の『ロード・オブ・ザ・リング』に登場する主要キャラクター達。紹介する人数が多く、文字数の都合上次ページで紹介しています。

『ロード・オブ・ザ・リング』に登場する人間/死者のキャラクター

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに登場する種族の中では最大派閥である人類。登場する主要キャラクターも非常に多いので要チェックです。特に血族関係の都合上、名前が非常にややこしく一度は確認して欲しいキャラクター達です。
コチラからも飛べますが、紹介は3ページ目になります!

『ロード・オブ・ザ・リング』闇の勢力 主要キャラクター

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの悪役である「闇の勢力」に所属するキャラクター達を紹介していきます。ファンタジー作品だけあってオークに魔王に冥王と見た目にも性格的にも濃いキャラクター達が集まっています。
コチラからも飛べますが紹介は4ページ目になるので、先に知りたい方はページを飛ばして下さい!

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