『ロード・オブ・ザ・リング』エルフ族の主要キャラクター
中つ国で最初に精を受けた種族なのが、この”エルフ族”。殺されるか自死以外では死なない不死の命を持っており長寿。気高く不思議な魅力を持ち中つ国で最も美しい種族である。
種族としては精神、身体能力共に優れており、あらゆる面で一行を助ける存在。
ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)
エルフ国のロスロリアンを夫のケレボルンと共に統率し”森の貴婦人”と呼ばれる。 中つ国において最も力のあるエルフ。
強力な魔力を持ち、人の心に語りかけることができる。モリアを抜けてきたフロド達をロスロリアンに匿い、助言を与える。
劇中の説明で言うと「当時の中つ国に住まう者の中で、最も知識あるもの」らしい。
なお第一部冒頭ではナレーションも行っている。
ケレボルン(マートン・チョーカシュ)
ガラドリエルの夫であり、アルウェンの祖父にあたる。ロスローリエンを統治する。
通常版だと、灰色港でガラドリエルと共に船に乗ってアマンへ去る際に登場。
『ロード・オブ・ザ・リング エクステンデッド・エディション』では、指輪の仲間に贈り物を授けるシーンでアラゴルンに忠告とエルフの短剣を与えており、この短剣はラーツと戦っている時や、黒門の戦いでトロルと戦っている際に利用されている。
エルロンド(ヒューゴ・ウィーヴィング)
エルフの隠れ里『裂け谷』の領主を務める半エルフでありアルウェンの父親。
かつて人間とエルフの連合軍によるサウロンとの戦いにも参加していた。人間の弱さに不信感を持ち、指輪を厄介物として扱っている。限りある命である人間(アラゴルン)との恋に落ちているアルウェンを誰よりも心配しており、アラゴルンを愛しているアルウェンを諌め、裂け谷に留まるよう助言する。
また、死者の軍勢を召集するようアラゴルンに直接助言するなど一行についても助力する。
アルウェン(リヴ・タイラー)
『裂け谷』の領主エルロンドの娘で半エルフ族。
絶世の美女であり人間であるアラゴルンと恋に落ちる。以下のセリフでも分ける通り父エルロンドに止められるもゾッコンなご様子。
ナズグルに襲われたフロドを助け、裂け谷へ連れて行く。『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』では、闇の力に侵されて病に倒れるが、最後に生気を取り戻しアラゴルンと喜びの再会を果たす。
ハルディア(クレイグ・パーカー)
ガラドリエルに仕えるエルフであり、ロスロリアンの警備を務めている。
ローハンを救援するため、ロスローリエンの軍勢を率いて角笛城に駆けつけるが、戦いの最中ウルク=ハイに背後から斬られ死亡する
レゴラス(オーランド・ブルーム)
“闇の森”北部にあるエルフ族の王国の王子。
エルフの中でも一番の弓の名手で、自らエルフ族の代表として旅の仲間となる。ドワーフであるギムリとは種族の関係から最初犬猿の仲だったが、旅が進むにつれて友情が芽生える。その様子は『』のこのセリフが最も象徴的。
たった一人でムーマクとそれに乗ったハラドリム達を葬り去るなど、戦闘面で凄まじい活躍を見せる。
ギル=ガラド(マーク・ファーガソン)
中つ国における最後のノルドールの上級王でアイグロスの槍の使い手。
エルフの三つの指輪の一つ、風の指輪ヴィルヤの最初の守護者であり、劇中では最後の同盟の戦いでアイグロスの槍を振るって戦っている姿が確認できる。
『ロード・オブ・ザ・リング』魔術師の主要キャラクター
『ロード・オブ・ザ・リング』における魔術師/魔法使いは人間の老人のような姿をしているが実際は人間ではなく、長い年月が過ぎても心労でわずかに老け込んでいくのみで、知的にも技能的にも様々な力を秘めている。イスタリとも呼ばれ、中つ国では5名存在しており、それぞれが固有の「色」の衣を身に纏い、杖を携えている。
ガンダルフ(イアン・マッケラン)
フロドの叔父であるビルボ・バギンズの親友で、“灰色のガンダルフ”と呼ばれる魔法使い。
火にまつわる魔法に熟達しているだけでは無く剣術にも長けている。中つ国を放浪し冥王サウロンと戦う人々を助け歩いてきた。
人間では無く、死生観についても達観しており
の様な、独特な表現でピピンを鼓舞する。
指輪の力を心得ていてフロドに役目を言い渡す人物であり、一行にとっては先導者的な人物。
サルマン(クリストファー・リー)
賢者/魔術師の一人で”白のサルマン”と呼ばれる。
昔はサウロンに対抗するための賢者の会議である白の会議の議長を務めていたが、サウロンの邪悪な誘惑に屈し会を裏切り配下に入った。アイゼンガルドのオルサンクの塔にウルク=ハイやオークを終結させて、サウロンの復活を予言し、旧友であるガンダルフを裏切って戦争を引き起こす。
グリマ(ブラッド・ドゥーリフ)
ローハンの人間でありながら、サルマンに仕える狡猾な男。通称“蛇の舌”。そもそもが人間なので魔術師では無いですが、こちらで紹介。
セオデンを話術(毒の言葉)でそそのかし、ローハンを裏で操る。人間で在りながらサルマンに仕え人間を裏切った事がバレた後は、サルマンに角笛城の弱点や、アラゴルンのバラヒアの指輪についての情報をチクる。
劇場公開版では『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』にしか登場しないが『王の帰還 エクステンデッド・エディション』にも登場。オルサンクの頂上で背後からサルマンを刺も、直後レゴラスの矢を受けて絶命する。
『ロード・オブ・ザ・リング』レント族の主要キャラクター
中つ国に生存している最も古い種族。樹木の様な姿をした巨人である。基本、闇の勢力に対してもわざわざ対抗する姿勢は無いが、自種族に危害が及ぶ時にはその限りでは無く対抗する。
木の鬚(ジョン・リス=デイヴィス)
ファンゴルンの森に住むエントの最長老。温厚かつ極めて慎重。熟慮した上でなければ大きな行動に出ようとはしない。また、
というように、中つ国に在りながら闇の勢力に対しても消極的であり対抗心があまり無い。
しかし、ピピンに誘導されて破壊されたファンゴルンの森を目の当たりにしたことで激昂し、エント達を呼び出してアイゼンガルドを急襲する。
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