狂気によって歪んだ精神状態を描く作品＜8選＞
このカテゴリに属する作品たちは、その特性上””の様な演出が多く含まれます…。
＜ネタバレ＞はしていないですが、ネタバレを知らないほうが楽しめるので勘のいい人はコチラから次のカテゴリへ！！！
狂気の映画⑫：グッドナイト・マミー（2016）
あらすじ
森とトウモロコシ畑に囲まれた田舎家で、9歳になる双子の兄弟が母親の帰りを待っていた。ところが、帰宅した母は整形手術を受けて顔全体を包帯でぐるぐる巻きに覆った姿に。その日から、それまでやさしかった母は、別人のように冷たくなり兄弟は本当に自分たちのママなのか疑い始める。ママのフリをして成りすましているのかもしれない包帯女の本性を暴くべく、双子は本当にママなのか試す行為に出るが、徐々にエスカレートしていく…。
引用元：AmazonPrimeVideo
監督：ヴェロニカ・フランツ, セヴェリン・フィアラ 上映時間：99分 出演者：スザンネ・ベスト
久々のママはママじゃない！？本当のママを探すために取った純真な子供が見せる狂気。
とはいえ”狂気によって歪んだ精神状態を描く作品”に分類しているので、お分かりかも知れませんが”真実”は異なりますが、そこは本編で確認して下さい。
純粋だからこその狂気というか、壊れやすい心というか。これから観てみようと思っている方に１つ追加でお伝えする事があるとすると、この映画”結構”後味が悪いです。気を付けて。
狂気の映画⑬：ハッピーボイス・キラー
あらすじ
青年ジェリー（ライアン・レイノルズ）は、バスタブ工場で働いているだけの代わり映えのない日々を過ごしていたが、とある女性（ジェマ・アータートン）に心を奪われる。何とかアプローチを重ねて、彼女との距離を縮めることに成功したジェリー。しかしデートの約束をすっぽかされ、殺人事件を引き起こしてしまう。さらに、慌てふためくジェリーをペットである邪悪な猫と慈悲の心にあふれた犬が振り回し、狂気のふちに追いやる。
引用元：シネマトゥデイ
監督：マルジャン・サトラピ 上映時間：103分 出演者：ライアン・レイノルズ, ジェマ・アータートン
狂気によって歪んだ精神状態と言うのが正しいのか？歪んだ精神状態が生んだ狂気と言う方が正しいのか？
主人公目線で描写されている内はポップに描かれているが、やっている事は相当ヤバい。狂気。サイコパス。悪意が無い殺人というか倫理観の欠如というか、そもそもの世界観の違いというか…。
人間の狂った側面。狂える幅がポップに知りたい方は”是非”どうぞ！
狂気の映画⑭：ハイド・アンド・シーク（2005）
あらすじ
母親を亡くし、田舎にやってきた父と娘。娘のエミリー（ダコタ・ファニング）は、チャーリーという名の友達が出来るが、その姿は父親（ロバート・デ・ニーロ）には見えなかった……。
引用元：シネマトゥデイ
監督：ジョン・ポルソンス 上映時間：100分 出演者：ロバート・デ・ニーロ,ダコタ・ファニング
チャーリーの正体は何なのか？それを知った時、きっと”ゾッ”とするハズ。
得体のしれない存在への恐怖。そして、其処へ至るまでの葛藤と狂気。
叙述トリック的な展開を見せる映画なので、観たことが無い人は＜ネタバレ＞厳禁。観て確かめて！
映画を観ている人間の想像を掻き立てるラストシーンは本当に見事。この映画も100分と結構手軽。
狂気の映画⑮：ファイト・クラブ（1999）
あらすじ
不眠症に悩む若きエリートのジャック。彼の空虚な生活は、謎の男タイラーと出会ってから一変する。自宅が火事になり、焼け出されたジャックはタイラーの家へ居候することに。「お互いに殴り合う」というファイトにはまっていく二人のもとに、ファイト目当ての男たちが集いあうようになる。そして秘密組織“ファイト・クラブ”がつくられ…
引用元：キネマ旬報社
監督：デイビッド・フィンチャー 上映時間：151分 出演者：エドワード・ノートン,ブラット・ピット
好きな映画を聞かれた時に今作の名前を挙げる人も多いですが、れっきとした”狂人映画”
”おまえらは美しくもなければ、個性的でもない。ほかのものと同じ、みんな朽ち果てていく有機物だ”。これだけでも狂気いっぱい。
脂肪石鹸を作るとか狂気の沙汰。でもカリスマ性に溢れるキャラクター”タイラー”。そんな彼がスクリーンいっぱいに活躍する不朽の名作。信頼できない語り手にまんまとハマる作品。
観終わって本当のタイラーを知った時、”ゾッ”とすること間違いなし。もう一回見直したくなる映画です。２回目になりますが、デイビッド・フィンチャー作品の狂人はみんな魅力的。
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