『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』主要 登場人物
『第3章:アスラン王と魔法の島』では、ピーターとスーザンが大人になった為ナルニアへの入国が叶わず、ペベンシー家の次女ルーシーと次男エドマンドが従兄弟のユースチスと共にナルニアへ戻ります。前作で王となったカスピアンと共に、3人は帆船”朝びらき丸”に乗り込み行方不明である7人の貴族を探す旅へと出るだが、そこには不思議な物語が待ち受けており…。
第三章は、第二章からあまりナルニアでは時間が経過していない事もありファンタジーな生き物は、ほとんど第二章から続投。新たに登場する人物は必然的に人間よりなキャラクターが多くなっています。
ドリニアン卿（ゲイリー・スウィート）
朝びらき丸の船長であり、カスピアン十世の親友。
カスピアンに対しては忠誠を誓いカスピアンの指示に従い朝びらき丸を操船し、戦闘においても怯まず行動する。船長感が強すぎて貴族感は非常も弱め。途中より乗船したクルーであるラインスを気遣う様子を見せたりと朝びらき丸やクルーを顧みない様な発言をするペベンシー兄妹へは逆にアタリは結構強めである。
ベルン卿（テリー・ノリス）
東部で目撃された謎の緑色の霧を調べる為に向かうも、戻る事が無かったカスピアン九世の七人の友人の一人。
離れ島諸島に幽閉されていたが、朝びらき丸一向により解放されナルニア国物語の7本の剣の1つをカスピアンに贈る。
ループ卿（ブルース・スペンス）
東部で目撃された謎の緑色の霧を調べる為に向かうも、戻る事が無かったカスピアン九世の七人の友人の一人。
くらやみ島で単身で戦い続けていた所を朝びらき丸一向により救助されるも、長年の戦闘により錯乱。剣をユースチスに投げつけるわ、舵を勝手に取ろうとするなど厄介な存在。最終的にドリニアン卿に落とされる。
リリアンディル（ローラ・ブレント）
カスピアン十世とペベンシー兄妹達の元に空から落ちてきた星が変身した姿。ファンタジーの権化。
カスピアンと彼の乗組員をくらやみ島に案内し、ナルニアの7人の偉大な領主の1人を見つけて呪いから救いだした後はまた空に戻る。
カスピアンは、空に帰る彼女にまた会いたいと告げ、リリアディルも笑顔で応えます。映画ではここまでですが、原作ではカスピアンとの息子であるリリアン王子を産んでいます。
コリアキン（ビル・ブラウン）
魔法使いであり島の領主。ガウンを引きずって歩く老人。
一行たちに緑の霧の根源となるくらやみ島の事を教え、その解呪方法を教える人物。帰ってこなかった7卿に、それぞれ1本づつ剣を贈った人間でもある。また解呪にあたり一行の信仰で試されるであろうと警告する。
能無しあんよの頭/チーフ・ダファー （ロイ・ビリング）
大魔法使いコリアキンの下働きであり、彼の島の住人。素直だが、愚鈍なうぬぼれや。
元は普通の小人だったが魔法使いに一本足にされてしい跳ねて移動する。一本足にされて醜くされたと思い込んでおり、娘のクリプシーに魔法を唱えさせ誰からも見えなくなってしまう。視認出来なくなった事が、やりきれなくなりルーシーに魔法を解いてもらう。
ラインス（アーサー・エンジェル）
朝びらき丸の副船長で航海士。ヘイレンの夫であり、ゲイルの父。
緑の霧に呑み込まれた妻を見つける為に、離れ島諸島で自ら志願して朝びらき丸に乗船する。
ヘレイン（？？？）
ラインスの妻であり、ゲイルの母。
離れ島諸島で奴隷商に捕らえられ、生贄として船で緑の霧に送り込まれラインスの朝びらき丸への乗船の切っ掛けとなる。
ゲイル（アラベラ・モートン）
ライアスとへレインの娘。離れ島諸島の住人。
父は朝びらき丸に乗り込み、母は霧に連れ去られた為。離れ島諸島で父と母の帰りを叔母に預けられ待つことに。母が帰ってきた時には躊躇なく結構な高さから海へダイブする。
タヴロス（シェーン・ランギ）
朝びらき丸の乗組員であるミノタウロス。
初めてナルニアに来たユースチス・スクラブを見た目だけで失神させる。朝びらき丸の中でも数少ない戦闘員。
因みに演じるシェーン・ランギは、『ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女』（2005）ではオトミン将軍。『ナルニア国物語/第2章: カスピアン王子の角笛』（2008）では人狼を演じるなどキャストとしては3部作全てに出演している。
シーサーペント
エドマンドの想像が具現化した巨大なウミヘビ。
ドラゴンと化したユースチスの炎でも倒れず、朝びらき丸の突撃でも倒せない。『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』のボスキャラ。物語終盤で10分強の戦闘になるが最終的には、アスランのテーブルによって解放された力を手にしたエドマンドの一撃によって倒される。
『ナルニア国物語』シリーズ：全40名 まとめ
今回、主要人物を中心に登場するキャラクターを相関図と合わせて紹介をさせて頂きましたが、『ナルニア国物語』シリーズは兄妹に親族。そして王族の血縁関係が絡んだりと、物語の進行に伴いリタイアや追加も多く、久々に観たり初めて観たりすると混乱する事、間違いなしです。
シリーズも3部作で終了していますが、3作品を観ると7時間ぐらい掛かる重厚さですので見直すにも大変です。改めてミア押さなくても、途中で登場人物で混乱した場合には、どうぞこのページを役立てて頂けると幸いです。
是非、このページを見て『ナルニア国物語』シリーズを更に楽しんで頂ければ幸いです！！
コメント