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『ダイバージェント』シリーズを見るなら、この順番で!3作品の時系列・用語・あらすじ解説【4作目はいつ公開!?】

『ダイバージェント』シリーズを見るなら、この順番で!3作品の時系列・用語・あらすじ解説【4作目はいつ公開!?】 Movies
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『ダイバージェント』シリーズ:キャラクターの派閥について

ダイバージェント派閥一覧

『ダイバージェント』シリーズを構成する最大の要素が<派閥>
過去に勃発した戦争により世界が荒廃し、荒廃した世界の中で生き延びたシカゴの人々は生まれた時から<派閥>に属し、16歳で<派閥>を選択し、<派閥>に与えられた仕事を全うします。
<派閥>こそが、荒廃した世界に均衡をもたらす制度であると信じられている世界。それこそが『ダイバージェント』の世界です!

貴方がもし『ダイバージェント』の世界に入ったとしたら、何<派閥>ですか??

派閥①:<平和>AMITY(アミティ)

ダイバージェント_派閥①:<平和>AMITY(アミティ)
出典:AmazonPrimevideo

協調的であり、親切であり他者との競争を望まない。平和で自然を愛する派閥が<平和>(AMITY)。
シカゴの中では、農作業を一任されておりシカゴの食糧状況は彼らの派閥により維持されている。
リーダーであるジョアンナ・レイズ(オクタヴィア・スペンサー)も派閥の長らしく無用な争いを嫌い極力避けて各派閥との調和を図るが、引けない状況の場合には”闘い”も辞さない強い考えも持っている。

派閥②:<博識>ERUDITE(エリュアダイト)

ダイバージェント_派閥②:<博識>ERUDITE(エリュアダイト)
出典:AmazonPrimevideo

知識こそが力。論理を重んじIQこそが競争原理。荒廃したシカゴの科学力を維持している派閥が<博識>(ERUDITE)。
科学的な研究を一手に担っているだけあり、彼らの本拠地は他の派閥の本拠地と比較し近未来的であり明るい。
リーダーであるジャニーヌ・マシューズ(ケイト・ウィンスレット)は、他の派閥の人間を”下”と見下しシカゴの政権を自分たちより”下”にある<無欲>が握っている事が気に食わずクーデターを起こす。武力こそ派閥では持っていないが、研究により作成された”血清”や得られた情報で他派閥を上回る勢力になっている。

派閥③:<無欲>ABNEGATION(アブネゲーション)

ダイバージェント_派閥③:<無欲>ABNEGATION(アブネゲーション)
出典:AmazonPrimevideo

簡素な暮らしを基準とし、無派閥の人間たちや貧しい人たちへも奉仕の精神を持つ派閥が<無欲>(ABNEGATION)。
無欲である事を理由に、権力が集中する荒廃したシカゴの政治を司っている。
リーダーであるマーカス・イートン(レイ・スティーヴンソン)は映画の中では結構に欲にまみれており、実質<無欲>を担っているのはNo.2であり『ダイバージェント』シリーズの主人公トリスの父アンドリュー・プライアー(アシュレイ・ジャッド)である。
<博識>のクーデターにより、多くのメンバーが粛清された。

派閥④:<勇敢>DAUNTLESS(ドーントレス)

ダイバージェント_派閥④:<勇敢>DAUNTLESS(ドーントレス)
出典:IMDb

誰にも縛られず自由で、自由であるからこそ無法者を取り締まる。腕力/武力こそがこの世の全て。そんな派閥が<勇敢>(DAUNTLESS)。主人公であるトリスが、派閥選別で選択した派閥でもあり物語上、中心的に描かれる。
『ダイバージェント』の世界では、無法者や無派閥の人間への抑止力として警察・兵士としての役割をもつ。
リーダーであるエリック(ジェイ・コートニー)が就任してからは、他派閥からの移籍組を競わせ選抜し、高い基準の戦闘能力を求めたりと兵士/傭兵としての意味合いが強くなり<博識>の起こしたクーデター以降は、<博識>の基で兵士として力で他者を押さえつける。

派閥⑤:<高潔>CANDOR(キャンダー)

ダイバージェント_派閥⑤:<高潔>CANDOR(キャンダー)
出典:AmazonPrimevideo

世界の秩序を遵守し、他者にも自分にも”嘘”を付かない人々の集団が、<高潔>(CANDOR)。
”嘘”を持たず、世界の秩序の維持を目的としており荒廃したシカゴでは法律を、そして裁判を司る司法機関としての役割を果たす。
派閥に所属する人間には自白剤を用いた”嘘”や”後ろめたい隠しごと”の暴露が必須とされており、5派閥の中で最も人権を無視している感がある。また、裁判においても先ほどの自白剤を用いる結構ヤバい派閥。
リーダーであるジャック・カン(ダニエル・デイ・キム)は<高潔>として他の派閥と組み合う事を望んではいないが、クーデターをきっかけにして、対<博識>側に立つ事になる。

派閥⑥:<無派閥>FUNCTIONLESS (ファンクショレス)

ダイバージェント_派閥⑥:<無派閥>FUNCTIONLESS (ファンクショレス)
出典:IMDb

閉鎖されたシカゴの中で、派閥に属さない。派閥から追い出された人々が集まる第6の派閥が<無派閥>(FUNCTIONLESS)。
『ダイバージェント』シリーズの世界では、何処にも属さない人≒無法者であり隠れて生活を行っている。正式に社会で与えられた仕事が無く、生きていく為に無法者になっているという側面の方が強いかもしれない。
無法を生業にしているだけあって武力は平均的に高く、また他5派閥からの離脱者すべてが<無所属>なため人口も多い。
リーダーであるイブリン・ジョンソン=イートン(ナオミ・ワッツ)は現状を打破するため、派閥による支配を終わらせるため<博識>に対して反乱を引き起こす。

外の世界:遺伝子繁栄推進局

ダイバージェント_シカゴの外の世界(遺伝子繁栄推進局)
出典:AmazonPrimevideo

シカゴの外、荒廃した世界にある”シカゴ”を監視する為にある施設であり研究所。
シカゴとは違う正しい時系列の中で生活しており、文明/文化/科学のどれをとってもシカゴの水準を大きく上回る。実のところ過去の戦争により汚染/モデリングされた人間のDNAを元に戻す事を命題にしており、DNAが汚染された人間を”人”として見ない”シカゴ”側からすると非人道的な組織。

次ページでは『ダイバージェント』シリーズの4作品目について解説/考察していきます!

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